怪物事変ネタバレ86話/21巻!最新話、再会

2024年1月4日発売のジャンプSQ.2月号に連載している「怪物事変」第86話のネタバレをまとめてみました。

最新話では、花楓ははると話をして時間を過ごしていきます。しかしそのうちはるの声も届かなくなり…。

目を覚ました花楓の前にいたのは親友の赤城だった。そして織は2人の元へ辿り着き、話し合いをすることにしました。

ここから先はネタバレを含みますので気をつけてください。

怪物事変、第86話のネタバレ！
最新話、焼木杭

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これまでのあらすじや最新話も☆⇒⇒《怪物事変》ネタバレ一覧

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『怪物事変』ネタバレ一覧
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怪物事変ネタバレ85話/21巻!最新話、進展

怪物事変86話ネタバレ

はると花楓

狐の子。大きな狐の子、と呼ぶ声が聞こえてきました。花楓はえ？と言います。

はるは言います。聞こえているのかな。私ははる。今は特別な力で君の頭に話しかけている。

まずはお礼を言わせてほしい。私の里を守ってくれてありがとうといます。

花楓は何かしたかなと思いながら、いいよ。俺はありがとうと言われるの好きだからと言います。

はるはそれならいくらでも言うよと言いました。

代償

はるは、君が陰結石と陽結石を飲み込んでくれたから、君の体内で全て行われた。里の人もほとんど壊れずにいけたんだよと言います。

花楓はニコニコしながら、何言っているか分からないけど、俺はすごいんだよねと言いました。

はるは、その代償に君は肉体を失う。そして長い時を無で過ごすことになる。私の命はのうない。

形代に残った私の思念が君の話し相手になると言います。花楓は、なにそれ。無とは何？喰い物なのか？それとも強いのかと聞きます。

はるは、時が君の正気を蝕まないように、と願います。

形代

とある山奥。形代が飛んできて、丸いモサモサした物体にくっつきました。次の瞬間そのモサモサから目が出てきて開きましたり
兎は、意識を取り戻したみたいだね。

やっと片脳ほどの形代が集まったみたいだ。ちなみに私のことを覚えているかと聞きます。モサモサは、肉…と呟きます。

兎は、はるだよと名乗ります。君は花楓だったねと言いました。

はるは、今少しずつ各地へ飛び散った私の形代を集めているんだ。形代は君の肉片と呼んでもいいんだけどねと言います。

花楓は何言ってるの、と言いよく分かっていない感じでした。

はるは、君が元の身体になるのにはもう少しかかるという事だと言いました。

瞑想

はるは花楓に瞑想をしようと言います。花楓は何それと言います。

はるは、瞑想とは目を閉じて静かにして心の動きを見つめること。私が思うには、君に最も必要なのは内省。

自分のことを考えていくんだ。嬉しいことや楽しいこと。はるがここまで言うと、花楓はそれなら簡単だと言います。

はるが悲しいことと言うと、花楓は少し沈黙し、それは嫌だと目を瞑ります。

はるはそれを聞いてらそれはいい。向き合ってみて受け入れるといい。そこに君の芯があると思う。己の芯を捉えた時、君は完璧に自分を扱えるようになると言いました。

メッセージ

花楓は炎に包まれる中、赤城に話しかけます。赤城さん。俺はまだやれるから。聞こえているんでしょ。無視すんなよと叫びます。

赤城の遺体もまた炎の中。野火丸はその光景を見ながら、とあるものと目が合います。

野火丸は驚きます。赤城は死んでいるのではなく、生きていたからです。瀕死状態なのに変わりはありませんが、幻で死んだように見せかけていたからです。

野火丸は思います。何故死を拒んだのか。こちらが妬いてしまうほどに、この状況は赤城にとって理想の死のはず。何か言いたい事でもあるのだろうか。僕へのメッセージなのかと思います。

すると赤城と目が合います。その目は語ってきます。野火丸は、貴方が僕に生かせと言うのかと思います。

花楓の想い

はるは、今日も始めようか。最初に思い浮かべたものを私に教えてくれと言います。この頃花楓は、片目と目周りのモフモフに加えて、片耳が生えてきていました。

花楓は、赤城さんと答えます。はるは、赤城さんの事が好きなんだね。赤城さんについて考えたのはこれで109回目。夏羽くんの88回より多いねと言います。

そして、いつも通り花楓の中の赤城さんはどんな姿か思い出してと言います。花楓が思い浮かべたのはウェットティッシュ頭のスーツ姿。共に歩いていた頃を思い出します。

はるは、赤城さんはなんで死んだと思うと問いかけます。花楓は少し考え、多分俺と一緒にたくさん殺したから。たくさんのヒトを怒らせたから死んだんだと思うと言いました。

はるは、花楓はそう思うんだね。花楓は赤城さんを殺されて怒っていないのかと聞きます。花楓は、もうわかんない。いつ死んだのかもわからないと言います。

はるが悲しんでないのかと聞くと花楓は、悲しい。…。悲しい…いやさみしい。と答えました。

提案

野火丸は、とある施設にきていました。猿のスタッフは、貴方は誰と聞きます。野火丸は、飯生さまの部下ですと名乗ります。

猿のスタッフがそれだけではちょっと無理ですと言うと、野火丸はこんなにかわいくてもだめですかと言います。

そして、真物開発の研究員に少し話があってきましたと言います。猿のスタッフは、真物について知ってるんだ。なら入っていいですよと言いました。

野火丸は研究員に、死体に真物ウイルスを入れて蘇らせる事はできるのかと聞きます。猿の研究員は、死に方によると言います。真物ウイルスは、細胞と細胞をくっつけるウイルス。

脳が無事なら動く心臓と繋ぐと蘇るという事になる。ただしうまくくっつけばの話だけどと言いました。

野火丸が焼死体だとどうかと聞きます。研究員は、見ないと分からないけど、生きている部分が少しでも残っているのかと聞きます。

生死と借り

…はる…はる…。花楓ははるを呼びます。はるはどうしたのと答えます。花楓は俺は死ぬのかなと聞きます。

はるは、そんな事ない。むしろどんどん体を取り戻していると言います。

この頃花楓は、両耳に両目、鼻まで出来上がっていました。

はるは、死が近づいているように思うのは、君から死に近づいて行っているからだと言います。花楓はそれを聞いてあまりピンときていない様子。

はるは少し黙り込み、君は死にたいと思っている。私が話し相手では退屈だったみたいだと言いました。

野火丸と研究員が見ている水の中に狐の形ができていました。研究員は、結構それらしくなったと思うけどどうかと聞きます。野火丸は、ここには何もいない。本当にうまく行ったみたいだと言います。

すると目の前に泡で『Look forward to the souvenir・借りは返す』とかいてありました。研究員は、多言語の書き置きか。

僕は研究開発用の猿だから読めないけど、君にはよめるのかと聞きます。野火丸は少し怖い顔をしていました。

はるは、花楓の名前を呼び続けます。この頃花楓は首の下まで出来上がっていました。はるは花楓に、なんでもいいから考えて口に出すんだ。

そうしないと死んでしまう。しかしはるが花楓の名前を呼んでます本当がありませんでした。唯一、ハ…。とだけ言いました。

目覚め

花楓は目覚め、ハラへったと言いました。猿が襲いかかってくる中赤城は、目が覚めたか。お嬢さんはどうして欲しいと言います。あけびは、え？と言います。

赤城は猿の攻撃を防ぎながら、ソテーでもハンバーグでも、僕の友達があなたの代わりに仕返しをしてくれます。下拵えはしておきますと言いました。

織はどうなってるんだと思いながら走ります。赤城の石兵稲荷があちこちにありました。織は、赤城は屋島で死んだはず。生きていたとしても山奥で一体何をと思います。

すると、騒ぎ声がしてきました。覗くと赤城と花楓、あけびがいました。

赤城と花楓

花楓は、殺しは良くない。大切な干物に怒られてしまうと言います。

赤城は、大切な人に？仮に醜く浅ましいこの猿の帰りを待つ大切な人がいたとして、殺さない理由が怒られたくないなんて馬鹿な事言ってるんだと言いました。

花楓はそれでも、とにかく怒られたくないの。俺は無になるのはイヤだと言います。

赤城はあっそうと言い、お嬢さんはどうですかと聞きます。あけびはいきなり話を振られて、わたし、と驚きます。

赤城は、あなたに花楓のことを好きになって欲しい。だからお嬢さんがどうして欲しいかが大事だと言いました。

あけびは、おじいちゃんを連れて行かないで欲しいだけ。殺して欲しいわけではないし、それはやりすぎだと思うと言います。

花楓は、ほら。力のしめ鯖だからいいんだと言いました。赤城は、力を示すだと。そんな繊細な力加減を君の頭が理解しているだなんてと言います。

そして、もういいです。君の愛嬌を見くびっていたようだ。僕がいなくても社会性を教えてくれる人がいるみたいですね。生き返って損した。

ではさようならと立ち去ろうとします。

織は思わず茂みが出ていき、待ってくれと止めます。そして、あんた赤城だよな。とりあえず一回ケンカをやめてくれるかと言いました。

ありがとう

織達はひとまずあけびの家へ上がりました。

織は、二億やろうが赤城だったとはと思います。そしてあけびに、困った時の連絡先と言い紙を渡します。

猿はどうしようかなといつまでいると、赤城が脳をいじっておじいさんを連れて行かれないようにしたらいいでしょと言いました。

あけびはそんな事できるの、と驚きありがとうとお礼を言います。花楓はそれを聞いて、ありがとういいなぁと言います。赤城はだから君にさせたかったんだと言いました。

織がじっと見ていたせいか、赤城は何かと聞きます。織は歯切れ悪くいや、っと答えました。

質問

赤城は夏羽クンはどこへ行った。稲荷妖子は健在だし、隠神という狸はどうしたと聞きます。

織はいきなり言われて、は、と言いました。夏羽クンがいたらこんな社会にはならないし、花楓くんが野放しなのも含めてと言いました。

織は黙っていても同じかと言います。そして、こっちは夏羽も隠神さんもいない。

夏羽がいないのは言葉通り。隠神さんは飯生に目をつけられているからと連絡が取れていないだけだと言います。

赤城はそれを聞いて、飛車角落ちか。いいね。好かれしろありそうでと言います。

織はじっと赤城を見つめ、あんたは一体なんなんだ。オマエらにそんなのきいてどうすると問います。そして、何故生きていると言いました。

真物・赤城

すると次の瞬間、赤城の頭の方がズッと歪みました。織・あけび・花楓は驚きます。

赤城はこれで分かったかと言います。化狐の赤城は死んだ。今目の前にいるのは真物という自然美に反した醜い化け物だと言いました。

織は驚きすぎて言葉も出てきませんでした。

赤城はフフっと笑い、ウェットティッシュは落ち着くので持っているけど、他人の入れたお茶も飲めるようになったと言い飲んで見せました。

織は赤城に、何のためにそこまでするのか聞きます。赤城は、悔いているから。友達をみんなから憎まれる存在にした事をと言いました。

織は俺たちに協力する気があるのかと聞きます。赤城はそれが花楓にとって最良ならばすると言いました。

覚悟

織は、今から花楓を屋島に引き渡しに行く。あの時花楓が殺されなかったのは、花楓が屋島に許された訳ではない。夏羽が屋島に頭を下げたからだ。

今屋島は四国狸・伊予姫を主体にはぐれ怪物の受け入れ兼真物の解析所になっている。そして死んでいて知らないと思うが、あの時の襲撃のせいで太三郎ジイちゃんは死んだ。

だからあんたが屋島の敷居をくぐるには、並大抵の謝罪じゃ無理だろう。けど花楓のためにそこまでやるんなら、俺が口利くと言いました。

赤城は嬉しそうに笑い、ありがとう。君はいい子ですねと言いました。

東京・永田町

野火丸は、それでは閣僚会議を始めると言います。飯生さまはご覧の通り多忙です。何か特別この場で言いたいことのある人いますかと言います。

環境大臣『濡羽鴉』黛は、都内に真物の死体が目立つ。鴉は死体を食べるが好きな訳ではない。真物化の安定せい向上を望むと言います。

真物大臣『夢見る茸』御影緑は、黛サンの言うトオリ。ボクたちもっとガンバリマスと言いました。

交通大臣『三十二代目頼豪鼠』雲昇は、今週も全国的に指定地区から出た人間はいない。一応報告しておきますと言いました。

法務大臣『○熊兄弟三男』星熊は、今回は新しい法律を作らなくてもいいなと言います。

官房長官『屁垂れ狐』梅太郎は、報告ではないけど、死ぬほど忙しくて、どこかから人員を分けて欲しいと言います。

雑務『懐刀』野火丸は、僕が見繕って派遣しますね。おたくのお猿さんを借りてもいいかと聞きます。

保安大臣『大猩猩』壊堂は、大丈夫だと答えます。僕ら猩猩は真物化に適性があるみたい。

同胞が力を持つことは嬉しいことだ。必要な才能を御影くんにつけてもらうといいと言いました。
御影は是非おまかせクダサイと言いました。

思想

壊堂は部屋で着替えていると、ドアをノックする声がしました。ドアをあけると御影がいました。

御影は、頼マレテいたのがウマク行った気がするノデ壊堂クンに見てもらいたくて持ってきたと言います。壊堂はもちろんと言い、保安大臣の部屋へ招きます。

壊堂は、今御影くんの便りが1番楽しみだと言います。壊堂のいる保安大臣の部屋は怪獣の置物がたくさん並んでいました。

御影は、この子はウランとオタマジャクシの真物。ウラタマちゃん。ウラタマちゃんは小サイのでお腹の中で核分裂シタラ死んでしまいマスす。

しかし、スーパーなエネルギーを内包する真物化は着実に進んでイッテイマスと言います。

すると壊堂は御影に抱きつき、君は天才だ。すごいよ、ありがとう。君の真物化の力があれば僕の夢は叶うと言いました。

御影は飯生さまにも感謝しないといけないなと言います。壊堂は、僕は怪獣になりたいんだ。そして日本を怪獣の守護する国にしたいんだと言いました。

怪物事変86話の感想と次回予想

花楓がはるのお陰で思考が少し変わっていて驚きました。ただ日本語が少しおかしい気もしましたが。

その日本語のおかしいところをちゃんと理解していた赤城に驚きました。かつて敵だった赤城に俺が口を利くと言った織がかっこよかったです。

みんなの成長していく姿がよかったです。野火丸は何のために赤城を復活させたのか。野火丸が屋島で死体回収した理由がようやくわかりました。

各々の考えが凄すぎて、日本はこれからどうなるんだろうかと思いました。

屋島に行くことにした織達。ツナマヨにとりあえず赤城と花楓の事を報告しました。

そして屋島へ旅立ちます。屋島で伊予姫の出した決断は如何に。そしてその頃夏羽は日本の近くまで来ていました。

しかし入国制限や、監視されておりなかなか日本に上陸できません。そんな夏羽に炉薔薇がだした提案とは一体。

次回の怪物は、2024年2月2日発売のジャンプSQ.3月号に連載予定です。

怪物事変ネタバレ86話/21巻!最新話、再会