怪物事変ネタバレ73話/18巻!最新話、寂しげな庵

2022年12月2日発売のジャンプSQ.1月号に連載している「怪物事変」第73話のネタバレをまとめてみました。

最新話では、夏羽と椿妃が向かった先には庵があり、そこにはとある人物がいました。そこには織や晶もいました。

そこで夏羽は何を聞くのか。そしてそこにいた人物は何を告げるのか。

ここから先はネタバレを含みますので気をつけてください。

怪物事変、第73話のネタバレ！
最新話、自由

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怪物事変ネタバレ72話/18巻!最新話、動き行く世界

怪物事変73話ネタバレ

再会と出会い

椿妃は夏羽に抱えられながら、あの家なら匿ってくれると言い、夏羽に向かわせます。夏羽は家の前まで来ると、椿妃を降ろしました。すると中からどうぞ、と声をかけられました。

夏羽が中へ入ると、そこには人と織と晶がいました。2人に駆け寄ると、その人に大丈夫だ。狐麻は使い方次第で鎮痛薬にもなる。だから眠ってるだけだと言われました。

すると式神がマットを飛ばしてきて、夏羽の前に落とします。その人はゆっくりして。こんな家だがと言いました。

星見の狐

その人は、はる、と名乗りました。そしてこんばんは夏羽くん、ちんおかえりと言いました。ちん・椿妃は嫌そうな顔をしながらも、ただいまと言いました。夏羽ははるさんこんばんはと言い、自己紹介をしようとしてふと違和感に気付きました。

夏羽ははるに、名前をなぜ知ってるのか。会ったことあったか聞きました。はるはわかるんだと言いました。

私には星見の力がある。それは過去と少し先の未来が視える力。狐の力とは少し違うから不気味がられてるけどと言いました。

すると夏羽はあることに気づきその方へみました。はるはそれに気づき、歩行を禁止されているから足がないんだ。

何を言っても不気味だから仕方がない。しかし、家の中にさえいれば口を利いても罰を受けないから、悪くはないと言いました。

怪物の結石

はるは夏羽に、たくさんの怪物の結石を持っているよね。そんな気配がするんだと言います。それを聞いて夏羽はドキッとします。

するとはるは、ちんが陰結石を持っているのに気づいているのかと聞くと、夏羽はえっと驚き椿妃の方を見ます。椿妃は少し黙り余計な事をと言いながら結石を懐から出します。

夏羽は椿妃の手の中にあるものを見て肉だんごと言うと、椿妃は直接触るのは怖かったから君の肉で包んだと答えました。

はるはちんに、何故戻ってきた。何しようとしているのか私にはわかるんだぞと言いますが、椿妃は黙ったままでした。

はるは、怪物の結石は身体の一部でできている。元は一つの身体だった故に、近づけると融合する。

陰結石と陽結石は右脳と左脳に位置する石。そのため、里では天と地に最も近い所に置いていた。それは絶対くっつけてはならないと言う意味を持っていて、千年間その言い伝えを守ってきた。

椿妃の目的

はるは椿妃に、私たちを助けにきたわけではない。里に災いを起こし皆殺しをするために来たんだろと告げます。夏羽は驚きます。

椿妃は、助けてるよ。馬鹿のクソ弱虫に付ける薬はないからと言います。はるは取り返しのつかないことになるから、止める様に言いました。しかし椿妃は聞く耳を持ちません。

夏羽は結石の話を聞いて1人戸惑います。この結石は親にあたる人かもしれないから、できたら元に戻したい。けど飯生だったらくっつけるんだろうなととまどいま。

するとはるが突然いなり、かと聞き返しました。

飯生・いい

夏羽は飯生の事をおもいだし、飯という名の狐がいなかったのかと聞きます。今結石を集めていて、石を渡したくなくて、弱点のようなものが知りたいと言います。

すると椿妃が飯生のことは私も知りたい。里を抜けた女狐。自分達をそうした様に、飯生の時も手伝ったのではないのかとききます。

はるは、知っているし里から出る方法を教えた。そしていいは米さまの実姉だと言いました。
夏羽はそれを聞いて、飯生と里長・小紅羅の母が姉妹なのかと驚きます。

京狐の里では長になるのに身分は関係ありません。雌雄同体として生まれた仔が長にふさわしいとされ、なれます。

いいの過去

米さまは偶然そうだったから、庶民から貴族に成り上がった。しかしいいは普通の狐だった。貴族になってからも米さまはいいを慕っていました。しかしはるの目には、いいはそんな感じには見えなかったといいました。

いいは大きくなり、男狐を産みました。

里の男狐の運命は２つ。１つは雄の証を里長に献上して石竹の士になる事。もう１つは楊梅の一信者としてその人生を終えるのか。

いいは息子にそれを選ばさなかった。石竹の士は幼子の時に去勢の儀をしないといけませんでした。いいはその前に息子を川に流しました。

星見の導き

椿妃はその子が生きてるのか聞くと、はるは生きていると星が告げていると言いました。夏羽は飯生の弱点は子供だと思い、椿妃もまた飯生の葬る過去は息子だと思いました。

はるは、いいが里を抜けたのはその数年後。何を思って川に息子を流したのかは分からない。けどいいは里にいない方がいいと思った。いいの星は熱く震えていたと言いました。

論破

はるは夏羽にここに来た時、ひとりではなかったねと言うと、ツナマヨが公安警察ですと自己紹介しました。はるが落葉松に行くつもりなんだねと言うと、ツナマヨがそうなんだよと答えます。

ツナマヨは、捜査でここまで来た。宴と呼んでいる人狩りや違法薬物の証拠も掴んでいる。全てやめてほしい。里長と交渉をしたいけど無理なら武力行使も考えていると言いました。

はるは、落葉松は貴族のいる所。そして米さまの作った幻の宮殿。なので許しがない限り入り口には辿り着けません。ツナマヨはそれを聞いてパスがないと入れないのかと思います。野火丸と頼電が入れたのは紺がいたから。花楓は料理になるから。

ツナマヨは、はるに話しかけます。この捜査で里の様子を見てきた。庶民の扱いはご飯以下。里長が命を下せば階級制度も、宗教で死ぬこともなくなる。俺たちは無抵抗の人は守りたい。協力してほしい、助けたいんだと言いました。

はるは助けか、と呟きます。そして、ツナマヨに話しかけました。教えの必要性、宗教の必要性性とは。世の中は理不尽で不平等で不明であり自由です。けど教えに従っていると苦しみから逃れることができる。

自由とは強者には甘露だが、弱者には毒だ。君たちには私たちの幸せは分からないだろう。
その話を聞いていた人が皆沈黙になりました。

はるは道はちんが知っているから。けど勘違いはしないで。弱者は強者の助けを求めていないと言いました。

坂田はまさか断られるとはと驚きます。ツナマヨは完全に論破されたと言います。教祖を失った信者はどうやってこれからを生きていくのか。衣食住・社会復帰をしてからやっと助けになる。

やればできるは強者の考え。それができない者を助けるには椿妃の皆殺しの方が助けにはなると考えました。

夏羽の意見

夏羽ははるの考えはおかしいと言いました。はるは教えに従っていない。自由に物事を考えているから弱くないと思う。それに仲間を助けてくれたから。

そこまで言うとふと疑問があがり、椿妃に聞くと、京狐の里ではよそ者は餌。助ける必要はないし、殺して食べる以外の価値はないと答えました。

夏羽は尚更おかしい。はるはここを動けないのなら助けた人がいる。その人は強いと思う。なら弱者とは誰のことを言うのかと聞きました。

動きゆく狐

椿妃は違和感を感じ夏羽に外と言い、外に出るとお面をつけた狐がたくさんいました。はるは聞いていたのかと呟き、夏羽ははるが守っていたのはこの人達だったんだと言い増した。

すると1人の狐がお面を外すと次々お面を外していきました。椿妃はそれを見てミジンコみたいな抵抗だけどしないよりはマシかと言い、ツナマヨは助けてと解釈するよと言いました。

夏羽は落葉松に言って米さまにもっといい教えにしてと言ってくるよと宣言しました。

はるは星を眺め眩い星だと言います。ちんが振り回されるのも分かると言うと、椿妃は違うからと否定しました。

はるは残念だと言います。失われる運命のものを好きにはなりたくなかったのに。星見は変わらない。やっぱり取り返しのつかないことになる。それは夏羽がどれだけ眩くても星には従うべきだと。
そして一方ついに花楓が目を覚ました。坂田が起きたと驚くと同時に、ヤバいことに気付きました。花楓のハーネスを外されているのに気付きました。

坂田は調理される時に外されたと思う。ハーネスがないと指示が届かない。そしてハーネスには狢殺しの蔓も仕込んでいました。

花楓は紐がないし、夏羽もコータローもいないと大喜びしていました。

怪物事変73話の感想と次回予想

飯生の里にいた頃や、椿妃と小紅羅が里を出た時に内通者がいて驚きました。個人的には飯生の息子は野火丸ではないのかなと思ったりしました。はるの星見には驚きました。

はるの最後に残した言葉。運命はどちらに向いてるのか。夏羽くん達が飯生に勝つ時みんな揃っていてほしいなと思いました。そして花楓が取り返しのつかないことの元凶ではと思いました。

花楓が暴れ出した一方、夏羽は椿妃と一緒に落葉松に向かい、晶と織は花楓を止めに行きます。

しかし苦戦をしていると、そこに結がやってきました。そしてまた一方では、小紅羅と紺の儀式が始まっていました。小紅羅が意を決し、やろうとした瞬間、明かりが消え戸惑います。

そして明かりがついた時、そこに陽結石がなくなっていました。それで里は大混乱に陥っていきます。

次回の怪物事変は、2023年1月4日発売のジャンプSQ.2月号に連載予定です。

怪物事変ネタバレ73話/18巻!最新話、寂しげな庵