青の祓魔師ネタバレ164話/34巻！最新話、子供の存在

2025年12月4日発売のジャンプSQ.1月号に掲載された「青の祓魔師」第164話のネタバレをまとめました。

最新話では、しえみが“子供の姿”を見たことを告げ、その存在が物語を大きく揺さぶります。

燐としえみには見えるのに、雪男たちには見えない不可思議な子供。

燐たちは迷いながらも、子供のいる方へと進む決意を固めます。それは破滅の誘いか、それとも勝利への道なのか——。

※ここから先はネタバレを含みます。

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青の祓魔師164話ネタバレ

見えない存在

しえみは“子供がいる”と指さしますが、出雲や雪男には何も見えません。

燐だけが「ジジイの子供の頃だ」と気づき、メフィストは「サタンかもしれませんね」と言います。

しえみが再び見ると、その姿は消えてしまいます。
雪男は「見えるのは、しえみさん・燐・フィレス卿。双皇、八候王、サタンの縁者に見えるのか」と推測しました。

ずっと前から見えていた存在

しえみは、その子供を“この迷路に入ってからずっと見かけていた”と告白します。

見ようとするとすぐ消えてしまうため見間違いと思っていたと話し、一同は驚きます。

出雲は「監視役、または罠かもしれない」と警戒。
雪男は「気を引き締めて進むしかない」と言いました。

燐の“考え”

燐は「あの子は怯えていて、悪い存在には見えなかった」と感じたと語ります。

しかしネイガウスは「魔性は油断を誘うものだ。騙されるな」と強く否定。

さらに燐は「サタンと仲直りできないかな」と言い、雪男は慌てて止めます。

ネイガウスは、サタンへの激しい憎しみを吐露し、燐は自分の甘さを認めました。

分かれ道に現れた子供

迷路の大きな分岐路で、右は中心へ向かう道、左は遠回り。

その時、しえみには左の道から子供が顔を出し、道を指している姿が見えます。

ネイガウスは「罠だ」と断言しますが、後方の道が溶け始め、急かされる状況に。

最終的に雪男が「右へ進むが、扉が開かなければ左へ」と判断します。

おもちゃの部屋

右側の扉は開き、中には巨大なぬいぐるみやロボットが散乱した“おもちゃの部屋”が広がっていました。

扉はすぐに消え、閉じ込められた一行。

玩具は動かせず、出口も見つかりません。
その時、しえみの袖を子供が引っ張りました。
子供は「あー、わー」と言って、小屋のような場所を指差します。

しえみが子供を追うと、子供はウサギのぬいぐるみに食べられてしまいました。
部屋も玩具で埋まり始め、時間がない状況に。

誘われるままに

しえみが辿り着いた小屋の中には、カプセルと絵画のような額が並んだ部屋がありました。

出雲が「この風景画だけ絵が描いてある」と気づき、燐は「母さんの絵だ」と言います。

天井のカプセルが動き出し、絵の一つが爆発。
血のような液体が降り注ぎ、部屋が“怒っている”ような反応を見せます。

しえみは「子供が指していた絵だ」と確信し、その絵の奥に空間があることを発見します。

信じたい心

ネイガウスは「その子はサタン。なぜ信じられる」と問い詰めます。

しえみは言います。

「大きな悪意の中の、小さな良心に見えるんです。
間違っているかもしれない。でも私は信じたいんです。」

燐も“良い自分・悪い自分”の存在を思い出し、しえみの気持ちに共感します。
雪男は「今は進むしかない」と背中を押しました。

迫る危険と、燐の覚悟

絵画の奥へ進むと、狭い道の先に子供のいる家が見えます。
しかし壁が迫って来て出雲が転倒。

燐は炎を出し壁を押し返し、皆を先に行かせます。

しえみは涙を堪えながら、

「絶対追いついてきてね」

と伝え、燐は「任せろ」と笑いました。

そこへネイガウスが現れ、自分の腕に大きなコンパスを刺し、血を使って召喚式を描き始めます。

青の祓魔師164話の感想と次回予想

ラストのネイガウスの行動は、燐としえみの言葉に心が動いた証だと感じました。
しえみと燐が見た“子供”は、サタンの小さな良心が具現化した姿にも思えます。

ユリの絵、天井のカプセル、迷路の構造——
サタンの過去や記憶が反映されているようにも見え、深い意味を感じます。

ネイガウスは自らの血で召喚式を描き、燐に謝罪し「先へ進め」と託しました。
“サタンと仲直りできるかもしれない”という言葉が印象的です。

燐は複雑な思いを抱えながらも先へ進み、家の中へ——。
そこに広がる新たな空間とは何なのか。

次回更新情報

次回の「青の祓魔師」は、2026年1月5日発売のジャンプSQ.2月号に掲載予定です。

青の祓魔師ネタバレ164話/34巻！最新話、子供の存在