痴情の接物 第10話/3巻のネタバレと感想!最新話はかくばかり

プチコミック10月号(9月6日発売)に掲載された『痴情の接吻』第10話を読んだネタバレと感想です。

本さえあれば恋愛なんて、という柏木和華さんと、高校時代から和華さんにまさにご執心だった上条忍くんの恋物語。

 

上条くんの長年の想いが報われたこの数カ月の内容には、読者ニヨニヨが止まりません。

あんなに頑なだった和華さんですが、どんどんやわやわになっていきますねー(笑)。

 

気になる続きはネタバレです、ご注意ください!

 

 

 

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これまでのあらすじや最新話も☆⇒⇒《痴情の接吻》ネタバレ一覧

 

 

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『痴情の接吻』ネタバレ一覧
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前回までのあらすじ↓↓

痴情の接吻 第9話/3巻のネタバレ!最新話はライバル出現

 

前回は、和華さんが企画したイベントのサポートに、高校時代の同級生・岳くんが登場。

和華さんとも親しくて、しかも「岳」って名前呼びされている岳くんにすっかり嫉妬した上条くんがかわゆうございました。

痴情の接吻 10話のネタバレ!

今回の冒頭は、万葉集の歌から始まります。

〝かくばかり 恋ひむものそと知らませば 遠くそ見べく あらましものを″

 

前回から続く万葉集イベントの関係か、万葉集の和歌。

意味は、後で出てくるので今はナイショ。

 

イベントの準備に追われて寝落ちの日々を過ごす和華さん。

イレギュラーなことって、やたらと疲れますもんね…。

 

どうやら、さて致しましょうという時に、性欲などより睡眠欲が勝ってしまって寝落ちしちゃうんですって。

 

上条くんに立って抱きしめられても、うとうとしてるくらいお疲れの和華さん。

もちろん、すっぽんぽんになったって眠いものは眠いわけで。

okoru

でも、すごいのよ。上条くんてば怒らないの。
普通、怒りますよね。オマエもしょっちゅう寝落ちしてんじゃねーかってこっちは言いたいですけど、こっちが寝落ちすると男性って拗ねません?うるさいよねー(←ダレの話だ)。

 

でも、上条くんは怒らないの(←大事なことなので2回言う)。

それどころか、寝落ちした和華さんに毛布かけてくれたり、部屋に運んでくれたりしてぜんっぜん怒らないんですよ!!大丈夫ですか!(←心配か)

秘める嫉妬

そんな日々の中、和華さんはある日、岳くんと打ち合わせ。

先日の上条くんの暴挙を詫びつつ、今度のイベントに関する岳くんの協力っぷりに感謝します。

この時の和華さんの表情、もうすげーかわいいんですよねー。

初回を覚えておられますか皆さん。

 

彼女は不動産業のお友達にもかなりそっけなかったですよね。

同僚にもそんなにニコニコをふりまかないっていうか、いつでもどこでもクールな感じだったのに…。

初回の彼女から誰が想像したでしょうか、こんなにもかわいい表情をするなんて…!

 

まぁ、ひそかに片想いを続ける岳くんには酷ですけど(苦笑)。

和華さんって、そういうとこある(苦笑)。

 

帰宅すると、ちょうどごはんができたところ。

鯛めし、あさりバターしょうゆ焼き、フキとタケノコの煮物と、素晴らしい春の食卓。

お味噌汁は何だったのかが異常に気になる。

 

そういや、物語の中はホワイトデーくらいだったんでしたね…。

鯛めしって、お祝ごとの時に食べるもんだと思ってたけど、平日に食べていいんですね(←どうでもいいこだわり)。

 

和華さんもおいしいごはんに幸せそうです。

上条くんに、まだしばらく帰りが遅い日が続くのか、と聞かれて、おいしいごはんに上機嫌な和華さんはついうっかり。

 

今日も岳くんと打ち合わせだったことを言ってしまうのです…!(ムンク)

komaru

イヤ、和華さんらしいと言えばらしいのですが、今回のイベントが申込多数で第2弾をやることになって嬉しかったり、おいしいごはんで嬉しかったり、そして岳くんは眼中になかったりするから。

でも、上条くんに岳くんの話題を、しかもこの寝落ちの日々にしちゃイカンだろ…!(ハラハラ)

 

はっとして口をつぐむ和華さん。

ちろっと上条くんを見やると、彼はにっこり笑います。

本に夢中になっている和華っていいね、と言うのだけれど、笑顔コワイなって思ったの読者だけ?(汗)

 

そうして、寝落ちの日々が続いたある日。

ソファで寝落ちした和華さんをベッドに運んだ上条くんが、よく眠っている彼女に本音をもらします。

love

この本音が、上条くんらしくて若干狂気じみてていいんですよね!(←言い方)

 

そして、彼女の手首に自分のものだと言うようにキスマークをつけるのでした。

komaru

もー、起きてる時に言わんとイカンよそういうことはよー(←情緒のないオバチャンツッコミ)。

その意味

一方、お仕事中の和華さん。

上条くんにキスマークをつけられているのも気づいていなかったけれど、夢の中では上条くんと致しておられたようでして。

 

上条くんに触れたい、とつい思ってしまうのでした。

love

こんなことを和華さんが思うなんて…!(←もはやばあやの気分)

でもねー、好きな人がいて、向こうも自分を愛してくれてるとなったら、やっぱりくっついたりしたいですよね。眠いけど(←そこは忘れない)。

 

そうして、その日、和華さんは部屋に行きたいと言う上条くんを、万葉集を読みながら待っていました。

お風呂上がりに部屋に来た上条くんは、読書の邪魔になるからと出ようとしますが、和華さんがかわいい表情で引きとめます。

きゃー♡

 

その時、上条くんの目に入ってきたのが、冒頭の和歌。

〝かくばかり 恋ひむものそと 知らませば 遠くそ見べく あらましものを″

 

和華さんの解釈では、「こんなに恋しくて苦しい思いをするなら いっそつき合わなければよかった 遠くから見るだけで済ませればよかった」という意味。

それは、きっと上条くんの気持ちにものすごく近くて…。

 

たまらず和華さんにキスをする上条くん。

そのままベッドに倒れこんでゆくふたりですが、上条くんは和華さんに本を読んでいていい、自分が勝手にするから、と言います。

…イヤムリだから!(←思わずツッコむ)

 

そうして、ずっと言えずにいた本音を口にする上条くん。

この本音がまた、なんとも狂気じみてていいんですよね…!

 

そんな本音をぶつけられて、和華さんが口にした意外な言葉とは…?

と、いうところで今回はおしまいでした。

痴情の接吻 10話の感想

イヤハヤ、エロかったね!(←情緒)

 

今回は、もう和華さんがかわいかったですなー。

そして上条くんが素直になれてよかった。

 

上条くんって、束縛もしないし理解もあるし、もうパーフェクト彼氏って感じがしますけど、こういう偏愛っぷりが一番の魅力だと私は思います。え、褒めてない?

 

それに今回すごくいいなと思ったのは、和歌がすごく効果的に使われてましたよね。

さすが如月先生、と唸ってしまいました。

 

読者は『ちはやふる』も大好きなのですが、あれで百人一首を知ってから和歌も大好き。

競技前に読まれる「さくやこのはな」が、テレビで流れてるのを聞いただけで映画の『ちはやふる』だね?!とすっ飛んでいって、夫にびっくりされたことがあります。

 

万葉集って本当に興味深い世界ですよねぇ。

そういう世界を広く知ってもらおうとする和華さんも素敵。

 

頑張る和華さんを応援したい気持ちは本当だけど、自分のことも見てほしい。

そういう気持ちを上条くんが持つのも、当然ですよね。

 

しかも岳くんというライバルが協力してるとか、心が通常モードじゃなくなるのも仕方ないし、上条くんは通常モードじゃない方がカッコイイっていうね(苦笑)。

 

今回、気持ちの結びつきも強くなった2人ですが、次回はどんなエピソードが待っているのでしょう。

再び岳くんと上条くんが対決したりするのかしら。

 

それとも、いよいよ和華さんが上条くんを名前で呼ぶべく頑張るのかしら。

楽しみすぎる次回の痴情の接吻 第111話は、10/8発売のプチコミック11月号です。