『僕に花のメランコリー』第13巻が2020年1月24日に発売されました~♪
これが最終巻になってしまいました…!(泣)
寂しい!
花ちゃんと弓弦くんのイチャイチャも大して見ていないというのに!!
12巻まででは、もうなんていうか、暗すぎるわ重すぎるわの展開に読者も何度ズーンとやられたことか分かりませんが、最終巻になってしまうとやっぱり寂しいのです(←Mか)。
続きは「僕に花のメランコリー」13巻(最終回)のネタバレを含みます。
ご注意ください!
僕に花のメランコリー 12巻までのあらすじ
宣伝させてください( ˊᵕˋ )
本日9月25日に僕に花のメランコリー12巻が発売しました( ˆ ˆ )/
カバーは白学ランの弓弦です(^^)
○○が○○れて、○○が実は!?そしてとうとう○○が…!?の巻です!
宜しくお願いします(。☌ᴗ☌。)
もう12巻ですよ〜(;▽;) pic.twitter.com/QPNpbtdgnf— 小森みっこ (@miccomori0509) September 25, 2019
12巻では、花ちゃんがルカちゃんにひどいことを言われて激しく傷ついたり、弓弦くんと昴くんがケンカをしたのに巻き込まれた花ちゃんが頭を打ち付けて入院したりとショッキングな展開が続きました。
入院した花ちゃんが、弓弦くんのお父さんに会ったりするシーンもあって、すごく重要な巻になりましたよね。
そして、ラストでは退院した花ちゃんが弓弦くんと連絡が取れなくて、彼のマンションに行ってみる一方、弓弦くんは昴くんとの過去に訣別するために、彼に全部を自分にぶつけろ、と言って…?
ネタバレだけじゃ物足りない!
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僕に花のメランコリー13巻のネタバレ
宣伝させてください⸜(*ˊᵕˋ* )⸝
本日僕に花のメランコリー最終⑬巻が発売しました(^^)
皆様のおかげでここまで長くこの2人を描く事ができました。
読んでくださってありがとうございました!
2月5日発売のマーガレット5号に最後の番外編が掲載されます。こちらも宜しくお願いします! pic.twitter.com/bU5cnrXd2M— 小森みっこ (@miccomori0509) January 24, 2020
間違い
冒頭、昴くんにいいだけ殴られた弓弦くんが、花ちゃんと離れている間に見ていた夢を思い出しています。
時々成長した姿で、彼の夢に出てくる花ちゃん。
その描写が、彼の想いの強さを示してくれます。
こんなに好きなのにねぇ、となんだかしみじみしちゃいました。
きっと花ちゃんは、自分が知らない姿になっていても、母親譲りのくるくるの髪を大事にして、笑顔は変わらないままなのだろう、と思う弓弦くん。
一方その頃、マンションで弓弦くんの帰りを待つ花ちゃんは、いかにも彼女らしく寝ちゃってました(苦笑)。
「すぐ寝る娘」って書いてある(苦笑)。
物音に急いで玄関に向かってみても、それは弓弦くんではなくて。
花ちゃんの、彼を待つ気持ちがなんとも切ない。
一方、その頃の弓弦くん。
ズタボロになった彼は、昴くんの独白のような言葉を聞いていました。
本当は泳げるのに、お金のために泳げないフリをしたことや、そのせいで弟の広樹くんが頑張らされてしまったこと。
自分が間違っていた、と広樹くんに謝る昴くんに、弓弦くんが言う言葉がまたもう、切ない(泣)。
自分もずっと間違えていた、と。
卑屈さで、選ぶ方法はいつも裏目に出てばかり。
でもそれ以外を選べなかった自分は、自分を大事になんて思えていなかったのだと。
そして、何が自分にとって一番大事なのかを選ぶ勇気がなかった自分。
自分にとって大事なことに、花ちゃんをあんな目に遭わせて初めて気づいた、と。
昴くんに、一番大事なことはなんだ、と問いながら、弓弦くんはこの過酷な環境に生まれついたことは変えられないけれど、この人生を変えていくことができるのは自分なのだ、と呟くように言い、帰っていきます。
会いたい
花ちゃんに会いたい、そう思いながらズタボロの体を引きずって帰ったら、そこには花ちゃんが待っていてくれました。
思わず、朦朧としながら花ちゃんを強く抱きよせた弓弦くんの告白が、もうすんごい切なさです。
本当は、憎まれ口を叩いていたあの幼い日々でも、再会してからもずっと花ちゃんに会いたくてたまらなかった、と。
二度と離れたくない、と言う声は悲痛に響いて、花ちゃんは彼が泣いていることに気付きます。
その顔を見ようとして、その愛おしさに思わずキスをする花ちゃん。
2人はキスを深めてゆきますが、ふいに花ちゃんの額に傷跡を見つけた弓弦くんは顔をそらせてしまいます。
あんなにも酷い目に遭わせておきながら、学習しない自分を嫌悪するような言い方をする弓弦くんに、花ちゃんはまっすぐに言います。
弓弦くんは、自分があなたをどれほど大事にしたいと思っているか分かってない、と。
大事だから甘やかしたいし、いっぱい褒めて喜ばせたいし、いっぱい触りたいのだと、いつも弓弦くんが思っていることを言う花ちゃん。
自分だって、弓弦くんと同じ気持ちでここで待っていたのだから、そんなさみしいことを言わないでほしい。
そう言う花ちゃんに、弓弦くんが卑屈な気持ちに従っていられるわけもなく。
ふたりは、沢山の思い出を重ねながら体を重ねてゆきます。
このシーンが、もうすんごく美しくて、優しくていいんですよ…!(思わず拳)
花ちゃんのために全部をあげると、弓弦くんは至極月並みなことを言うのだけれど、それが全然月並みに響かないのは、ひとえに小森先生の実力ですよね。
そしてこの重すぎたストーリーのおかげ(苦笑)。
こうやって、全てを捧げる人に出会いたくて、再びその手を取れる日をあの幼い日の弓弦くんはどれだけ心待ちにしていたんだろう、と思わされて胸が痛みました。
そして、弓弦くんがお風呂に入っている間に傷の手当てをしようと薬局に走ってしまう花ちゃんの通常運転がなんとも言えない(苦笑)。
なんか、余韻とかないんだ(苦笑)。
2人はもう、前のようなただの幼なじみには戻れないことを確認し合います。
そして、傷の手当てをしながら、この一連の出来事に関してお互いが感じてきたことを打ち明け合います。
なんだか、このシーンが家族のように、大事なことを共有する様子がよかったなぁ。