今回のネタバレは僕に花のメランコリーの第58話です!マーガレット12号(2018)に掲載、第9巻に収録されています。
前回は弓弦とのほのぼのデートで幕をとじた回、花によって大きく変わった弓弦を堪能できました^^
今回は弓弦が雨宮家にやってきます!!私もドキドキです。
いよいよ実家訪問
前回までのおさらいはこちら
弓弦が花の家にやってくる日。
雨宮家では光くんが大好きな弓弦を迎える準備におもちゃをちゃんとしまったり、玄関の靴をしまったりと大忙し。花もお客さまを迎えるのに欠かせないトイレ掃除をしています。
意外と見られるのがトイレだって言いますもんね…!花、いいお嫁さんになれるよ…!と思っちゃいました。
弓弦はお土産にシュークリームを買って持参し、花は出迎えます。
花が荷物を受け取ったりしているところにシャッター音がwww
「ふふっ、眼 福…♡」と言いながら現れたのは花の義母。
持ち前の明るさで弓弦に「私のことは優子さんって呼んでね☆」と自慢するため弓弦の写真を撮りまくります。
弓弦に花の父が挨拶するかたわら、光くんは弓弦に飲み物を出そうと張り切ったり、賑やかな雨宮家の中に弓弦がいることが不思議な気持ちの花。
花の両親は、特に弓弦の過去について聞きもせず、普通のスポーツはやってるかとか、花にまだ追いかけられているのか、など問いかけ和やかにティータイムが過ぎてゆきます。
花の父が、
「可愛かったなぁ 小さい頃のふたり」
と思い出しながら笑顔で言います。
「花が追いかけて弓弦くんが逃げて たまにケンカして でも次の日にはまた追いかけて… だけど今はこうやって一緒にいてくれているんだね そっか…。時々花が弓弦くんにごはん作って持って行ってあげている様子見てるけどすごく楽しそうで 花と仲良くしてくれてありがとう弓弦くん」
ただの仲良しではないんですよお父さん、と思いながら読者は読んでおりますが、先に進めましょう。
今回は、お盆の花の実母と弓弦の実母のお墓参りに一緒に行きたいので許可を取った方がいいだろうということで弓弦がやってきたので、話題はそちらに移ります。
花から大まかに冬に行きたかったけれど大雪で結局行けなかったので、お盆は行きたい、という意思を伝える花の横で弓弦はいまだ無言。
花は少し焦るのですが、横で弓弦が言います。
「俺が連れて行きたいって言ったんです 今度こそちゃんと 責任もって俺がそばにいます」
「花がフラフラ食べ物につられてどっか行かないように見張ってます だから」
冗談のようなセリフの後で、弓弦は頭を下げて言うのです。
「ふたりで一緒に行かせてください」
花も「お願いします…っ」と頭を下げます。
緊張して頭を下げている花の頭に降ってきたのは、父の「…いいよ」の言葉でした^^
お義母さんも笑顔でOK、晴れてふたりで行くことが許可されました。
しかし、たわいない会話のあとに弓弦が
「…けどまぁゆっくりして 次の日帰ればいいか」
という発言に、花の父は大崩壊!
グラスを落として割ったり叫んだり、パパは大混乱。
冷静な弓弦と叫びながら泣いちゃってる父にワチャワチャです。
弓弦は
「…分かりました 約束します 花が嫌がることは絶対しません」
と、きっぱり。けれどもこれが決め手で、パパは真っ青になって泣きながら倒れてしまいます^^;
弓弦はバイトのため、夕食は食べずに帰ると言うので花は見送ります。
弓弦の発言にビックリした花が抗議めいた様子で言うと、
「でも許可もらえたじゃん 指きりさせられたけどな」
と弓弦。
花の父は涙をこぼしながら、
「もう子供じゃないなら お互いを大事にしなさい」
と指きりしながら言ったのでした。
弓弦はイジワルめいて
「やめたくなった?」と聞きます。
花は少しの沈黙の後、頬を赤らめて「やめないです」とはっきり言います。
弓弦は花の頬に手を伸ばしながら、
「ちゃんと(・・・・)嫌がれよ?」
と言い、花の唇をふにっと触ります。
帰っていく弓弦を玄関で見送りながら花は
”じゃあ、私が嫌がらなかったら…?″
と唇をおさえながら真っ赤な顔になってしまうところで次回へ続きます。
僕に花のメランコリー第9巻-58話の感想
もう、読後は「きゃー♡」という感想しかない回でした。
そしてなんとも雨宮家らしいエピソードで、花はこうして成長してきたのだなぁということがよく分かります。
やっと過去と向き合って昇華しつつあること、花との関係も将来的なことも含めてつくっていこうということが分かるエピソードが続くと読書後は萌え萌えですよね。
次回も楽しみすぎです!!