マーガレット15号に掲載の僕に花のメランコリー61話のネタバレと感想です。
9巻に収録されています。
弓弦の母のお墓参り、そして元の家に来た花と弓弦。
その日の夜からのお話です。
ここからはネタバレ・感想になります、ご注意ください!
弓弦の生家から、街中に戻るバスが出ようとしており、それに滑り込むふたり。
19時前に最終バスが出るだなんて!と驚く花に、「田舎って思っただろ」と弓弦。
そう、田舎は最終バスが恐ろしく早いのですよ、花さんよ。しかも1時間に1本だったりするんだから!と田舎暮らしの読者は弓弦に激しく共感です。
弓弦の家に連れて行ってくれたことを感謝する嬉しそうな花。
ちょっと照れた表情の弓弦。もうたまらんですw
花としては去年の年末に叶えられなかった約束を叶えてくれたことが何よりもうれしかったのです。
弓弦がこれからの予定を確認しただけなのに、花は今更ながら〝本当にお泊りするんだ…″と鼓動が速くなってしまうのが止められません。
胸がいっぱいでご飯が喉を通らない花と、花の分も平然と「ちょうだい」と平らげる弓弦。2人の間に漂う温度差を表現しているコマがなんともかわいいです。
宿に着いて、チェックインし部屋へ行きます。
部屋はけっこうきれいめな和室で、すでにお布団が2組敷いてあります。
ドッキーンとする花に、「…布団しいてあるな」と冷静な感じで言う弓弦の対比がおもしろいwww
まぁ、男女で旅行となったら普通に旅館側では布団くっつけてしいちゃいますよねー。
ですが花の方は「こういうのテレビで観たことある!」みたいなテンションでもはやドキドキしっぱなしで平常心でなどいられない感じです(笑)。
お茶を淹れてみたりおまんじゅうを頂いてみたり、感想を述べてみたら弓弦が食べているのと種類が違っていて、一口勝手に食べられてしまったり「口あけて」と言われたり。
挙句の果てには、弓弦が花の口元に自分の指ごとおまんじゅうを押しつけて花が弓弦の指を噛んでしまうという…。
もう、読者としては「ひー!」www
花もついに限界を迎えてロボットのように「お風呂 行ってきマス…」とお風呂へ逃げて、弓弦は歯型のついた自分の指を眺めてからおまんじゅうを平らげるのでした。
…弓弦、表情から何も読み取れない…!!
花はお風呂に入りながら挙動不審すぎる自分を猛省し、でもきっと嫌がらなければ「そういうこと」になるのだろうし、それは怖い気もするし恥ずかしいし、でも弓弦が大好きだから「そうしたい」気もするしとでもう思考がぐるんぐるんです。
…なんてピュアで可愛いんだ…!ともうオバちゃん感動です…!
花が部屋に戻ると、弓弦もお風呂に入ってきたらしく浴衣を着ていかにも湯上りという感じです。
花が「弓弦くん浴衣…ちゃんと着れたんですね」と言うと、弓弦も「おまえも 浴衣」と答え、花は再び急激に意識してしまい、ごまかすのに「色っぽいですか?」とポーズを決めてみたりしてしまいます。そして直後に「なんちゃって」。
…いとおしすぎる…!
弓弦は、花の予想に反して普通に色っぽいと肯定し、花は真っ赤になってしまいます。
そこで弓弦は吹き出して、「ダメだ笑えるなこれ おまえさっきから意識しすぎ やっぱスケベ…」などと言い出します。
これには花もこれまでの葛藤が大爆発。枕を投げたりしながら涙がこぼれてしまい、もう布団にくるまって「あっちいけっ」と子どものように拗ねてしまいます。
あっちいけって言われた弓弦は、布団の虫になってしまった花を困ったように見つめてから、自分の髪をくしゃっとして「花」と何度も優しく声をかけて布団ごと花を抱きしめる、というシーンでこの回は終わります。
僕に花のメランコリー第61話の感想
…な、なんなんだ、このかわいすぎるカップルは~~~~~!!
と叫んで萌え萌えでドキドキを味わう回でした。
気になり過ぎる次回の僕花!!
さぁ、どうなるのだ 花!(←テンションがおかしくなってゆく読者)
第62話のネタバレはこちら