執事・黒星は傅かない42話(花とゆめ19号・2021年9月3日発売に掲載)を読んだのでネタバレ・あらすじと感想をご紹介します。
最高の誕生日デートになりました。
来年の今頃は2人は離れ離れ、そう考えると気分が晴れません。
これから先は「執事・黒星は傅かない」42話のネタバレになりますので、ご注意ください。
最新話やこれまでのあらすじを読むなら⇒⇒《執事・黒星は傅かない》ネタバレ一覧
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『執事黒星は傅かない』ネタバレ一覧 | ||||||
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5巻 | 23話 | 24話 | 25話 | 26話 | 27話 | |
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執事・黒星は傅かない42話のネタバレ~最高の誕生日
モテる彼氏
黒星のことが知りたくて、紫は行き先を任せます。
基本黒星の好きなところは紫のお傍ですが、具体的にどんなところなのか紫に尋ねました。
例えば、休日に行くところや学生時代の思い出の場所など。
好きな人の、知らない一面を見るのは嬉しいものです。
突然の紫のかわいい姿に、また動悸が起きました。
確かに黒星も、紫の知らない一面を見るのは嬉しいです。
これから、黒星ツアーに出かけることにしました。
よく呼び出されたアミューズメント施設では、紫は見るものが初めてです。
ボーリングにビリヤード、弓道もありました。
黒星は高校時代弓道部だったのですが、幽霊部員。
放課後は執事の仕事で忙しく、部活には行けませんでした。
弓を持ち、そんな話をしながら狙いを定める黒星。
その姿がカッコよく、周囲の女性に注目されています。
弓から手を離し、的へと飛んで行きました。
すると幽霊部員だと言いつつ、弓は的の中心を射抜きます。
きっと昔から、黒星は周囲の女性にキャーキャー言われていたのでしょう。
これはどうやら、紫のヤキモチです。
嫉妬に喜ぶ黒星は、もっと知りたいことがあるだろうと言いました。
さっきのキレイな同級生は、元カノなのかが気になっています。
黒星には、今まで彼女がいたことはありません。
さらにキレイだと思うのも、紫だけ。
紫が黒星の、最初で最後の恋人なのです。
わかっているけど離れたくない
車に乗ろうとした時、黒星の電話が鳴りました。
誰かと思えば、予約していたレストランから。
残念ながら、諸事情で今日はお店を休まざるを得ないそうです。
どこか別のレストランを探す必要がありますが、紫は黒星が好きなお店はないのかと尋ねました。
遊んだ帰りに寄っていた店がありますが、紫の口に合うかどうかわかりません。
入ったお店は、小さな中華料理店。
初体験のお店ですが、餃子もラーメンも美味しいです。
食べながら黒星は、これから先のことについて話し始めました。
来年の今頃は、イギリスの子会社に行くことが決まっています。
だから誕生日は、一緒に過ごすことができません。
西園寺家で一緒に暮らせるのは、ひとまずあと一年。
将来ずっと一緒にいるための、お別れ期間です。
紫はわかっていましたが、実際に黒星の口から聞くと辛くなりました。
星空が2人を繋ぐ
食事が終わり店を出ると、辺りは薄暗くなっています。
改めて来年の誕生日のことを考えると、紫は気持ちが沈んでいました。
もう少し一緒にいたいけど、もう帰るのか・・・
そんなことを考えていると、紫のすぐ側を車が通りました。
黒星は慌てて紫を引き寄せて、守ります。
これから紫を、連れて行きたいところがありました。
暗くなった夜道を走り、山の中へ入っていきます。
車を止めて、山道を歩き出す2人。
紫に足元だけを見て、歩かせます。
そんな中紫は、車の中で考えていたことを話し出しました。
紫がイギリスの大学に合格すれば、近くに行くことができます。
そうすると、会いたい時に会えるでしょう。
不安な気持ちの紫に、黒星は声をかけました。
世界中どこにいても、ずっと空の下で繋がっています。
そして2人は夜空を見上げて、光り輝く綺麗な星空を眺めました。
黒星はちゃんと準備していたシートを敷き、2人は寝転びます。
紫の手を取り、左手薬指に指輪をはめました。
ちゃんとした婚約指輪はまた今度、これは誕生日プレゼントです。
素敵な誕生日になり、紫は大感激していました。
いい雰囲気になった2人ですが・・・!?
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執事・黒星は傅かない42話の感想と次回予想
2人の未来には、まだまだ試練がたくさんです。
今回の誕生日デートは、色々考えさせられることがありました。
お互いのことを、知っているようで知りません。
来年の誕生日は、離れ離れでこんな幸せな時間はありません。
お互いの将来のために、離れる時間を覚悟しなきゃですね。
庶民的な黒星の姿も見られ、カッコよかったです。
執事でも庶民でも、黒星はカッコいいのです。
一緒に過ごせる一年を、お互いに大切に過ごしてほしいです。
「執事・黒星は傅かない」43話は、9月18日発売の花とゆめ20号に続きます。