「高嶺と花」93話（花とゆめ3号/2020年1月4日発売に連載）を読んだのでネタバレ・あらすじと感想をご紹介します！
最新話では八雲と乗馬を終えて帰宅した高嶺。
氷冴世が野々村家に来たことを知った高嶺ですが、野々村家はとても明るい雰囲気でした。
今回は高嶺と八雲の距離が近づき、野々村家の温かさに感激する話です。
これから先は「高嶺と花」93話のネタバレになりますので、ご注意ください。
高嶺と花 前回のあらすじ(第92話)～負けない
花の家に八雲の母・氷冴世がやって来ました。
八雲の失態を謝り、多額の現金を差し出します。
ですが受け取る気のない花。
そんな花にイラっとした氷冴世は本題に入りました。
高嶺と別れなければ、家族みんながどうなるかわからないと脅してきます。
そんな脅しに動じない野々村家。
いつかはこんな日が来るだろうと思っていたのです。
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高嶺と花 第93話のネタバレ！～高嶺のスクープ記事
八雲と久々に乗馬をしている高嶺。
負けじと張り合う所は昔と変わらず健在で、八雲は気に入りません。
普段真っ向勝負をしない八雲も高嶺に張り合っています。
一緒に乗馬をするのはいつぶりでしょうか。
小さい頃の可愛かった高嶺の面影は全くありません。
小さい頃の八雲は要領がよく、常に高嶺の目標でした。
ですが今はゲスになり下がっています。
それでも八雲にしかできない仕事もあるのです。
今日、高嶺が八雲を呼び出した理由。
鷹羽に興味のない八雲がどうして本社への昇進を買って出たのか、その理由を知りたい高嶺でした。
八雲は理由などありません。
ただ母親の言いなりになっただけのことです。
この年になって母親の言いなりの八雲。
逆らう理由もなく、楽な方を選んだだけでした。
八雲はもう花と花に夢中の高嶺には興味がありません。
忙しい八雲はさっさと帰って行きました。
スマホを見ると着信が入っていました。
慌てて家に帰った高嶺。
電話で氷冴世のことを聞かされていました。
野々村家はみんなマッタリしています。
氷冴世のことがあったのになぜこんなに余裕があるのか不思議に思う高嶺。
何かされた時は海外の知り合いを頼ったらいいと思っていました。
家族みんな、氷冴世に何をされても大丈夫だと腹をくくっています。
会長が激怒しているということも信じていません。
高嶺を通して知った会長を信じようと思う野々村家。
今一番心配なのは高嶺です。
高嶺はみんなの話を聞いて、泣き始めました。
野々村家の強さに感心したのです。
高嶺の涙を拭う花。
高嶺の涙も笑いに変えてしまいました。
そのころ八雲は母親に呼ばれていました。
会長にウソをついて花と交際していることを知った氷冴世、高嶺を追い出すための作戦を練っています。
そこで八雲はスクープになりそうな写真を母親に見せました。
使えるものはなんでも使う、これが氷冴世のやり方です。
その後、霧ケ崎が慌てて高嶺の元へやって来ました。
八雲に怪しい動きがあったのです。
高嶺と花の写真をスクープ誌にリークしていました。
高嶺は八雲自身にそんなことをする動機がないとわかっています。
ならば母親の指示でしょう。
そしてそのスクープ誌が発売されました。
スクープ誌を見た氷冴世は上機嫌で、八雲を褒めました。
高嶺が本社役員になる前に叩き潰すつもりです。
今日の定例会でこの記事を取り上げようとしていました。
高嶺は騒ぎになる前に手を打とうと動きます。
定例会では、氷冴世が本題に入る前に話題を持ち出しました。
スクープ誌を全員に渡し、例の記事を見せています。
高嶺は八雲を見つけ、記事について問いただしました。
お金を積んで書かせた記事。
高嶺が雑誌を奪い取り、中を見ています。
ところがその記事は、スクープになるようなものではなく、注目すべき人という記事で特集されていました。
定例会でもみんなただ見ているだけです。
実は八雲はフェイク記事も依頼していました。
そのフェイク記事は母親に渡した1冊です。
八雲は今まで高嶺に対して回りくどいことをしてきました。
ですが高嶺が興味を持ったのは花。
急に馬鹿らしくなった八雲は、もう高嶺に何かしようとは思っていません。
これが八雲の本心なのか、本人もよくわかりませんでした。
そこへ氷冴世がすごい剣幕でやって来ます。
怒り心頭の様子でこの記事はどういうことなのか聞きました。
そして手に持っているセンスで八雲を叩こうとします。
その手を止めたのは高嶺。
八雲は馬ではありません。
叩いても思い通りにはならないのです。
氷冴世は何も言わずに立ち去って行きました。
八雲を殴るべき人は、高嶺でも母親でもなく・・・！？
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高嶺と花 第93話の感想
涙あり、カッコ良さありの最新話でした。
乗馬での八雲との勝負、八雲はやられましたね。
技術でも言葉でも・・・
昔は八雲を追いかけていた高嶺ですが、いつの日にか八雲を追い越した高嶺。
そんなことが原因で八雲は高嶺と張り合っていたんですね。
八雲は嫌味な男ですが、中身はそう悪くないのかも・・・！？
母からの命令をただ聞くだけだったのに、反抗したのはもしかして高嶺の影響かな！？
母に高嶺を陥れるためのアイデアを強要され、その場では言いなりでした。
ですが実際スクープ写真にならないように手回しをします。
逆に母を陥れてしまいましたね。
これから二人の関係がちょっとずつ変わってくるのではないかと思います。
なんだかんだで二人はいいコンビニなっていくような気がします。
高嶺と花 第94話の予想
高嶺に借りを作ってしまった八雲。
何らかの形でこの借りを返すのではないかと思います。
まずは八雲が高嶺のことを知り、信頼まではいきませんが良きライバルとして認めるような展開を期待しましょう。
次回「高嶺と花」94話は、1月20日発売の花とゆめ4号に続きます！
