花とゆめ2019年5号(2/5発売)の「高嶺と花」最新79話を読んだので ネタバレと感想をまとめました。
79話は高嶺と花 第13巻に収録されると思います。
花たちは運動会を目前に控え、学校ではその準備に追われていた。
超ハイブランドの高級ブティックの前で花たちは仕事中のルチアーノにばったり遭遇!
なんでもその店の視察にきたのだというが・・・
続きはネタバレになります、ご注意ください。
高嶺と花 前回までのあらすじ
遭難するハプニングもあったが、沖縄旅行をキスで締めくくり、ようやく付き合っている実感が湧いてきた高嶺と花。
帰ってきてからというものお互いを意識しまくりな2人でしたが、どうにかして花を照れさせたい高嶺と、絶対に照れていると悟られたくない花の攻防戦。
沖縄の甘い空気はどこいった?といわんばかりの通常運転の日々(笑)
ようやく高嶺も花もそれぞれの仕事仲間や友達に、晴れて恋人同士となったことを報告でき一件落着。
ますます態度が軟化する高嶺からは珍しく家族の話題が!
嬉しくなった花がもっと話を聞こうと、母親について尋ねると嫌そうに(母親なんて)忘れたと花の部屋を出ていってしまい・・・?!
高嶺と花 第79話のネタバレ「今週の主役はルチアーノ王子と水希ちゃん!』
高嶺が部屋を出ていってしまったあと、花は高嶺の両親について自分の母親に聞いたことを思い出していた。
それは、高嶺の父親は彼が小さい頃亡くなっていたということ。
そして母親の方は生きてはいるようだけれど、詳しいことはわからない、とも。
花なりに、なんとなくその手の話題には触れずにしていたのですが、高嶺が心を許してくれたのが嬉しくてつい踏み込んでしまったのでした。
—やっぱり 聞かない方がよかったのかな
いくら俺様な高嶺さんとは言っても、デリケートな問題に花はちょっぴりの後悔を覚えてセンチメンタル気分。
あくる日の学校にて、もうすぐ運動会を控えた花たちは準備に盛り上がっていました。
できあがったばかりのチアガールのコスチュームに水希は照れながらも嬉しそう。
水希がチアをやるなんて意外だったわ、という光子に、前から着てみたかったと恥ずかしそうに言う水希に、花たちはニヤニヤ笑いがとまりません(笑)
素直になったなぁ、水希!かわいいぞーツンデレ最強ですね。
素直に好きなものを認められなかった水希の変化は、確実にルチアーノ効果が侵食している様子。
ところ変わって学校帰りの花たちが、自分たちのような一般庶民には無縁の高級ブランドの店の前でショーウィンドウを覗き込んでいると、ちょうど自分たちの店の視察に訪れたルチアーノと彼の姉・エリカにばったり遭遇。
「水希ちゃんたちだけ特別だよ」
と水希に耳打ちし、店の中に誘うルチアーノはおもちゃをみつけたような悪いカオ。
真っ赤にたじろぐ水希の背後で、誰でも入っていいんだよ〜と引率よろしく花と光子を連れて行くエリカ姉さんの小粋なテンポに笑みがこぼれちゃいます。
お店の中は何もかもキラキラ。
水希と光子はソワソワ。
花は平静。
あれあれ?庶民代表の花さんどうした?
「あたしは・・・高嶺さんに連れてこられたことある」
「花はかわってしまった・・・」
しかし改めて値札をみた花は思わず悲鳴!
光子に、お年玉1世紀分ね。
とツッコミをうけるほどの高額プライスに大騒ぎ。
そんな騒がしい彼女たちから一人離れ、一足のハイヒールをキラキラした瞳でじっとみつめる水希の姿が。
彼女に気づいたルチアーノは靴に似合ったワンピースと共に、履いてみなよと声をかけた。
「憧れてくれるだけで一番大切なお客さんだよ」
ドレスアップした水希は、ルチアーノの褒め言葉に反論するほうがバカみたいとさえ感じている自分に気づく。
—こいつといると ひねくれた自分がちっぽけに思えてくる。
ルチアーノの言葉にドキドキ心臓のもたない水希だったけど、このキラキラした空間は、手が届かないけど見てるだけでワクワクするルチアーノそのものみたい。
一緒にいるだけで嬉しいんだ、という水希の笑顔はキラキラしていてすごく嬉しそう。
そんな水希の言葉に、花は自分でも何か感じるものがあったようです。
ふと気づけば、電話中のルチアーノが声を荒げている。
どうやら仕事のトラブルのようで、人に対して怒っているルチアーノをはじめて見た水希。
しかしすぐにいつもの彼に戻ってしまい、何も言えないまま彼に見送られ帰宅するのでした。
帰ってきたばかりの水希に、兄弟達がよってたかって水希の女の子っぽさをからかいまくり、その言葉にプツンと切れた!
「お前らに何言われたって 着たいもん着てやりたいことやってやる!!」
「そんな軽口なんか、あいつのスケコマ語録の前では虫のゲップも同然なんじゃー!!!」
忘れ物を届けに戻ってきたルチアーノは、この強烈なセリフを聞いてしまいます!
変な兄弟喧嘩を聞かせてごめんと謝った水希は、続けざまに彼に御礼を言いました。
「今までのこと、とか かけてくれた言葉 全部力になった。」
自分は変われたんだと。
まっすぐな気持ちをぶつけられたルチアーノを、制御できないムズがゆいような嬉しさが襲い、気合を入れ直すのでした。
花なりの決心。
無理やり聞くんじゃなくて、いつもみたいな口ゲンカをしながらも、いつか自然に家族のこと話してくれるのを待とう・・・
という健気な想いを胸に、そんな気持ちを知ってか知らずか・・・
いえ、全然知らない高嶺さんはいつもどおりのドヤ顔で、白鳥の湖よろしくおかしなコスプレを花に着せ楽しんでいるのでした(笑)
次号に続きます!
高嶺と花 第79話の感想
今週はたっぷり水希ちゃんの内面の可愛さほとばしる回でしたね!
この純粋さ・・・
女の子慣れしていればしているほど堪らないでしょうね、ルチアーノさんよ。
ツンがデレに変わっていく過程ほど、ニヤニヤの止まらないものはありません。
そして、主役の花と高嶺がしっかりオチを締めていきました(笑)
コスプレってもっとこう萌え要素が強いはずなのに、どうして高嶺さんのセンスはこうゼロを通り越してマイナスなのか・・・笑
どれだけひどい衣装を着せたかどうか、ぜひ本誌でお確かめください。。
高嶺と花 第80話の予想
来週は、はやくも花たちの運動会がはじまるのでしょうか?
そうするとやっぱり父兄参加みたいな外部参加型の種目で、ばっちりドヤ顔の高嶺さんが楽しめるかなー。
颯爽と良いところをおかモンにかっさらわれたりすることも大いに考えられる。
花が高嶺をお姫様抱っこしてゴールするとか!?運動会編も楽しみです!
次回の花とゆめ6号は2月20日(水)発売です。