『ごきげんよう、小春さん』第5話（デザート12月号/10月24日発売に掲載）を読んだのでネタバレ・あらすじと感想をご紹介します！
インターネットの世界では有名人の小春さん。
メイドカフェで働きながら、ネット配信やグッズ販売を頑張るイマドキの19歳です。
最新話では小春さんと駿くんがデートに！
ちょっとした接し方の食い違いが少し暗雲ムードを醸し出してしまいます。
続きは「ごきげんよう、小春さん」第5話のネタバレを含みます。
ご注意ください！
ごきげんよう、小春さん 前回までのあらすじ
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自分とは対極にいるガテン系のお仕事でネットの世界は超初心者の駿くん。
彼ととおつき合いを始めることになったのが前回ラストでしたね。
家族とは離れて、ネット配信などをやりながら自活している小春ちゃんですが、やはり時々はコワイこともあるようです。
そんな小春ちゃんを守ろうと一生懸命になってくれる駿くんに、小春ちゃんが惹かれるのも無理はありませんよね。
だって、駿くんすげー一生懸命でスレた感じがないですもん。
さて、前回ラストでは、ついに本名を明かした小春ちゃん。
本当の名前は、「黒沢凪」というのだそう。
凪、つい最近もすげー話題になった『凪のお暇』のヒロインと同じ名前ですね。
あっちは「大島凪」で、こっちは「黒沢凪」。
お！映画名監督つながり名字？ww
ごきげんよう、小春さん 第5話のネタバレ
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①巻ラストで明かされた小春さんのヒミツ…💓
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本名を明かしてくれたので、これ以降は凪ちゃんと呼ぶことにしましょう。
これからは、本名で呼んでもらうことにして、やりとりもちゃんとLINEを使うことにしたようです。
帰宅後、スマホを眺めていた凪ちゃんに、ピコンと早速LINE。
いそいそと画面を見ると、期待していた駿くんではなくて、お兄さんからでした。
このお兄さんが、とっても美男子。
凪ちゃんはお兄ちゃん子で、いつもくっついて歩いていたみたい。
女子にモテて、凪ちゃんにも優しかったお兄さんが結婚するのは、自分みたいなタイプなのかと思っていたら、ある日彼が連れてきたのは全然イメージが違う暗い印象の人だったそう。
凪ちゃんは、ひそかにすぐ別れるだろうと思っていたそうですよ（汗）。ヒドイ（汗）。
距離感
気が付いたら彼らは結婚して子どもも生まれ、とても幸せそう。
この甥っ子ちゃんは、凪ちゃんにとってもすごく癒しの存在になっているようです。
お兄さんからの連絡は、実家にたまには帰るように、というものでした。
溺愛している甥っ子ちゃんを連れてきてくれるなら行ってもいい、と返す凪ちゃん。
実家とはあまりやりとりないんですかねー。
ある日、凪ちゃんの職場のメイドカフェに来店した駿くん。
2人は、嬉しそうに視線を合わせてほほ笑み合いつつも、ちょっと距離をとっています。
そのことに、少しだけ不安に思っている様子の凪ちゃんがなんだかちょっと切ないですね。
この様子をじっと見つめているあいちゃんがこえー（ムンク）。
なんかしないでしょうね、この子…（汗）。
仕事終わりには、お店の前に駿くんが当然のように待っていてくれて、凪ちゃんは嬉しそう。
たわいもないおしゃべりをしながら帰路につく2人。
その中で、自分以外に配信のリスナーさんと会ったことがあるのか、と聞く駿くん。
ないと答える凪ちゃんに、彼はほっとしたような表情を見せながら、ちょっと独占欲を見せたりして、それにくすぐったい気持ちになる凪ちゃんなのでした。
甘いですな！何もかもが甘いですな！！（←ダレ）
隠さなきゃいけないこと？
駿くんが、昼間デートしようと誘ってくれました。
そのことが嬉しくて仕方ない凪ちゃんは、「小春ちゃん」の時にも超ゴキゲン。
リスナーさん達に機嫌がいいけど何かあったの？と聞かれますが、気のせいじゃないのとか言ってしまう（苦笑）。
お兄ちゃんからも配信見たけど、とLINEが来ても、ゴキゲンの理由は話しません。
というのも、駿くんがつき合ってることはしばらく伏せておこうと言ったから。
凪ちゃんはそんなことしなくてもいいと思っていますが、駿くんの方が「こんな自分とつき合ってると知れたら小春ちゃんのイメージが…」と気にしたのです。
ネットの世界はコワイから、と。
じゃあ、何故そのコワイものにわざわざ足を踏み入れたのか、と思う凪ちゃん。
うーん、これは難しい問題ですなぁ。
「小春ちゃん」としての自分ではなく、「黒沢凪」としての自分とつき合ってほしいと思っている凪ちゃんだけれど、その凪ちゃんが「小春ちゃん」であることは事実で、そのイメージの中に彼女はずっと生きてきたわけで、それを大事にしたいのではないかと思っている駿くんとは、どうにも距離ができるっていうか、気持ちの食い違いが生まれてしまいますよね。
凪ちゃんが、「小春ちゃん」としてのいろんな覚悟を持っているとは分かっているのでしょうが、彼にとってはきっと「凪」は「小春ちゃん」なんでしょう。
そのことに、モヤモヤしてしまう凪ちゃんですが、それを言葉にして伝えることはしていませんでした。
これは、いつか何かが起きてしまうかもなぁ。
初デート
そして、デート当日。
駿くんと一緒の時は「黒沢凪」でいたい凪ちゃんは、もちろん変装なんてしやしない（苦笑）。
それを見て、慌てる駿くんがなんだか哀れ（苦笑）。
慌てて自分の帽子をかぶせたり、人目が少ない水族館を選んだりと、何かと「小春ちゃん」を隠すようにします。
そんなデートのシーンで、今回はおしまい。
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ごきげんよう、小春さん 第5話の感想
ラストはなんとも難しいところでしたねー。
駿くんも凪ちゃんも、「小春ちゃん」の扱いを2人の時にどうするかをちゃんと言語化していなかったことがすべての元凶だと思うのですが、ここに私は日本の悪い文化を見た気がしましたよ。
アレよ、「サトリのススメ」というか、「空気読め」的な文化。
言われないことを悟るって、エスパーかよ！って思いますけど、親しい間柄になるとそれが出てしまうのが人間。ていうか日本人。
特に、若いうちってなんとなく通じるっていうのに憧れたりとかするじゃないですか。
分かるわけねーから！ってなるのなんて、きっと30代中盤くらいじゃないかと個人的には思うのですが、どうなんでしょうね。
凪ちゃんと駿くんには、まだまだその「分かり合えないから言葉を尽くす」という感覚がないんだろうなぁ。
続きがどうなってしまうのだろう！と思わずラストで頭を抱えた読者ですが、なんと再び連載がお休みなんですって！
次回の「ごきげんよう、小春さん」第6話は、なんとデザート3月号。
来年の1月に発売のデザートで続きを読むことができるようです。
あああ、お願いだから頑張って言葉にしてくれ、2人とも…！
オバチャンはとにかくそのことを祈りまくりながら、次回を待ちたいと思います。
