海神の花嫁7話(マイクロ13-14)/3巻ネタバレ!最新話は稔の嫉妬と義母の企みが絡まり合う

海神の花嫁 第7話(姉系プチコミック3月号/2月5日発売に掲載・マイクロ版13-14巻)を読んだのでネタバレ・あらすじと感想をご紹介します。

小さな離島を舞台に繰り広げられる、双子の姉妹と島の名士の跡取り息子との恋物語。

話を重ねるごとに、おもしろさがハンパないと超話題になっていますよね。

 

最新話では凪と朝和の関係に心揺れる稔に、義母が企みを持って彼女に優しく近づきます。

このさきは、海神の花嫁 第7話のネタバレを含みます。

続きにご注意ください!

海神の花嫁 前回までのあらすじ

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海神の花嫁6話(マイクロ11-12)/2巻ネタバレ!最新話は島を出た凪の本心

前回までは、双子の妹・凪ちゃんと朝和くんとの間に恋がもうすごい勢いで展開しています。

海神の巫女として朝和くんに嫁いだ姉の稔ちゃん、そこに自分が割り込んだというピエロ的な状態になっていると勘違いして復讐の鬼になろうとしたり…

 

島を守るためにリゾート開発を中止にこぎつけた朝和くんが、凪ちゃんへの気持ちを殺して稔ちゃんと生きようと努力してみたりと、島に残った2人がいじらしいまでに頑張って夫婦としての関係を深めようと努力していました。

 

しかし、初恋っていうものの力なのか運命っていうことなのか、凪ちゃんは島の養殖産業の意見を求められ、朝和くんと稔ちゃんとが待つ島へ。

そこで、2人はそれぞれ、思いもかけなかったことを知ることになるのでした。

 

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海神の花嫁7話(マイクロ13-14巻)のネタバレ!

緊迫しちゃってる第7話、もうアワワアワワの展開です!

 

高良家の敷地であって、朝和くんとの思い出の場所にやってきた凪ちゃんと、朝和くんがそこで偶然出会いました。

 

そして、凪ちゃんは朝和くんがリゾート開発を中止に追い込み、島を守ろうとしたことを知り、朝和くんは凪ちゃんが島を守るために進学したことを知ることに。

 

お互いへの気持ちを確認した2人は、気持ちが止まらなくなってしまうかと思われましたが、朝和くんが唇を寄せてきたのを、電話で我に返った凪ちゃんは必死で拒みます。

大事な姉・稔ちゃんのために。

 

巫女ではない自分との関係は、もう終わったと思ってほしいと告げる凪ちゃん。

ですが、朝和くんは去ろうとする彼女の腕をつかんで言います。

 

自分の生きる理由はずっと凪だった、と。

いつか必ず迎えに行く、とも。

 

凪ちゃんは、その言葉に雷に打たれたような表情を浮かべますが、逃げるように走り去ります。

2人の思い出がつまった、懐かしい場所から。

 

朝和くんはその後ろ姿を見送りながら、凪ちゃんの頬に触れた自分の指先を愛おしそうに唇に押し当てて思うのです。

これはどれほど人としていけないことなのか分かっているけれど、彼女がそばにいてくれるのなら、地獄に落ちてもいい、と。

 

一方、走りさった凪ちゃんは、今更知りたくなかった、と思います。

朝和くんが、あんなふうに自分との日々を愛しんで生きていたことなんて。

 

そして、それを聞いてこんなに苦しくなるほど嬉しくなる自分の気持ちなんて。

襲いくる罪悪感に、凪ちゃんは涙をこぼしながら、双子の姉の名前を呟きます。

呪いの言葉

一方その頃、稔ちゃんはというと。

朝和くんの母でありながら、彼を心の底から憎んでいる義母からお茶に誘われていました。

 

その場で、朝和くんからのラインを受け取った稔ちゃん。

内容は、仕事で漁協にいるという内容。

凪ちゃんといたことなど一言も書かれてはいません。

 

それを、どこかほっとしたような表情で見つめる凪ちゃんに、義母は本当かしらね、と言います。

男性はすぐ仕事を言い訳にしがちだと言い、稔ちゃんの不安をあおります。

 

さらに、凪ちゃんが島に帰ってきて仕事を朝和くんと一緒にすることになったのでしょう、と聞いてきます。

辛いでしょう、と涙を流す義母。

 

そこから、思いもかけない物語が義母の口から語られます。

 

これまで、義母には結婚前からの恋人がいた、という噂がありましたが、実はそれは逆だと彼女は打ち明けます。

自分がどんなにつらい思いをしてこの家で生きてきたのかを、涙ながらに語る義母。

 

稔ちゃんは、思ってもいなかった義母のエピソードに戸惑います。

そして、義母はある言葉で稔ちゃんに〝呪い″をかけるのです。

 

どうして献身的でかわいい稔ちゃんのことを、朝和くんは見てくれないのかしら、と。

 

この言葉で、義母は稔ちゃんの中にあった小さな火種を、バンバン燃やすことに成功したのです。

 

そして、凪ちゃんと朝和くんが自分を裏切ったというストーリーに稔ちゃんがどっぷり漬かったタイミングで、義母はさらなる呪いの言葉を吐き出すのです。

高良の家の思うつぼになる生き方をしてはいけない、戦うのだと。

義母の企み

この言葉に、すっかり洗脳された稔ちゃん。

義母の企みは、朝和くんの弟である朝幸くんが次期当主候補となれる年齢まで、朝和くんが当主の座につくことを阻む時間稼ぎをする、ということでした。

 

彼女は、稔ちゃんを使って、朝和くんの身辺をゴタつかせて、彼の当主確定を阻もうというのです。

naki

…つくづくこっわ!!と思っちゃいますよねー、このお姑さん。

どうした(←イヤこれまでのお話を思い出せ的)。

 

一方その頃、凪ちゃんと朝和くんは、島おこしのための会議に出ていました。

 

島おこしとして海藻の養殖産業を考えていることを発表する朝和くんは、有識者として大学で研究している凪ちゃんを島のエライ人達にご紹介。

 

凪ちゃんはプレゼンをしようとしますが、ここで島のジジイ(←言い方)達がどよめくのです。

家を出た娘の言うことなんか聞けるか、とか、女の話に価値があるのか、とか。

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オイオイオイこの時代錯誤のオヤジどもをどっかにくくりつけておくれよ、とキャラを見失う読者は思わず拳を握ってしまいました。

 

しかし、凪ちゃんはこんな事態は想定内だったのだ、と覚悟を決めて彼らの前に出ます。

 

そして、〝養殖産業での島おこし″という自分の当初の目的を果たせるように道筋をつけることができたら、島には二度と戻らないのだと決意を込めて、笑顔を作ります。

 

凪ちゃんのプレゼンは、とても具体的で将来性に関しても希望が持てる根拠が満載。

そのため、島のオジさん達は説明が終わってから質問しようと手を挙げます。

 

しかし、そのいい感じの空気をブチ破る声が上がります。

朝和くんの祖父で、前当主がくだらないと吐き捨てるように言ったのです。

 

これ以上話しても時間のムダだと部屋を去ろうとする祖父と、それにつられる島のジジ…オジさん達。

 

それを制したのは朝和くんの一言でした。

凪ちゃんには隠し玉がある、というのです。