チェンソーマン10巻の発売日はいつ？ネタバレと漫画を無料で読む方法｜ページ 2

チェンソーマン10巻ネタバレ

喪失感

アキが死にました。

アキの遺言には、財産の半分をデンジに、残りの半分を姫野の家族にと記されていました。

その金でパワーと一緒に、狭いけど眺めの良い部屋を借りたデンジ。

仕事以外の時間はたくさん買ったゲームと、飽きたら映画を見て過ごしていたデンジたち。

ある日、デンジはコンビニにアイスを買いに出かけました。

公園で食べたアイスの棒には『アタリ』の文字。

ふと、自分がアキを殺した事実を思い出してアイスを吐き戻すデンジ。

あれから、デンジの頭は起きてから寝るまでずっとゴチャゴチャしていて、何を見ても何を考えても糞になると思っていました。

公園のベンチで寝転がっていると、マキマがやってきます。

デンジの手が冷たいことを心配するマキマ、デンジは死なないから大丈夫と言い張りますが、体が冷たいと気持ちまで落ち込んじゃうとマキマ。

マキマの家に来て一緒に温かいお茶を飲むように言われます。

マキマの家にはたくさんの犬がいました。

優しい笑顔でたくさんの犬をいなすマキマと、デザートと、お茶がある空間をデンジは「世界で一番良い場所じゃん」と思います。

デンジがお礼を言うと、「デンジ君はとってもいい子だよ」と頭を撫でてくれるマキマ。

思わずちょっと涙が出てきたデンジ。

マキマは、「私もキミに助けられたんだ」と、約束を覚えているか訊いてきます。

「私に叶えて欲しい事を言ってみて」

電磁波、マキマの犬になりたいと言いました。

どういうことかとマキマが尋ねると、デンジはもう自分で何も考えたくないと答えます。

アキを止めなきゃ人がたくさん死にそうだったから殺したけどもっといい方法があったかもしれない、自分が馬鹿だからアキが死んだのかもしれない、そもそもアキと仲良くならなきゃ糞みたいな気分にならなかった…。

考えても意味の無い事を朝から夜まで考えるようになったデンジ。

マキマは自分より頭が良いので黙って従っていれば考えなくて済むし、疲れません。

私の犬は言う事絶対聞かなきゃいけないよ、と言うマキマに親指を立てて見せるデンジ。

「お手」や「ゴロン」といった指示に従うと、マキマは「いい子」と撫でてくれました。

これが俺の正解な気がすると思うデンジ。

パワーの死

その時、インターフォンの音が。

マキマがパワーを呼んだそうです。

どうして呼んだのかというデンジに「犬は考えちゃいけませんよ？」とマキマ。

それに「わん」と答えるデンジ。

デンジがドアを開けるように指示するマキマ。

「私がパワーちゃんを殺すから」

「わん」と返事をしかけて「え？」と問い返すデンジ。

デンジは思わずその手を掴み、動揺を露わにします。

「開けちゃダメ」という誰かの声を遮るように、「開けて。デンジ君が開けて？」と強く言い放つマキマ。

「何も考えなくていい」「私を信じて？」というマキマの言葉に従い恐る恐るドアを開けるデンジ。

ドアを開けたらパワーが笑っててクラッカーを鳴らしてくるんだ。

そんでケーキを持ってて…あれ？なんでケーキ持ってんだ？

あ…オレ明日誕生日じゃん……

ドアの向こうには、強張った顔でバースデーケーキを持つパワーがいました。

その直後、マキマによって殺されるパワー。

また手が冷たくなっちゃったねと、デンジの手を取り部屋へ戻るマキマ。

デンジは茫然とした様子で、これは夢なのかとマキマに何度も訊きます。

不意に、デンジの膝に頭を乗せ大笑いするマキマ。

キミが普通の生活をするかわりに、ポチタはキミに心臓をあげる。

マキマは、デンジとポチタがしたのは約束ではなく契約だったのだと説明します。

デンジの幸せ

それをどうすれば破棄できるか考えたマキマ。

どうすればデンジが普通の生活ができなくなるくらい、一生立ち直れないくらい傷つくか。

その為にまずデンジをうんと幸せにする事にしたのです。

仕事を用意して、お金をあげて、おいしいものを食べさせて、アキという兄とパワーという妹の疑似家族を与えました。

それから全部壊したのです。

これからデンジが体験する幸せとか普通は全部自分が作るし全部自分が壊すとマキマ。

どうして、というデンジに、マキマは罪を償う時が来たのだと言います。

マキマはデンジの過去の事を調べていました。

デンジ君のお父さん、自殺したんじゃなくてキミが殺したんでしょ？

開けてはいけない扉の向こうには、デンジの父親がいました。

酔った父親に殺されそうになったので仕方なくやり返したデンジ。

それで借金が返ってくるワケじゃないので周囲の大人は自殺にしたのです。

パワーも、アキも、父親をも手にかけた人間が、普通の生活なんて望んでいいはずがないよね？というマキマの言葉に頷くしか出来ないデンジ。

身なりを整えたマキマはデンジをどこかへ連れて行きます。

そこにパワーやエンジェルといった悪魔たちの体が。

彼らは皆デンジの眷属で、自分と親交の違いこそあったがデンジを守るために命を賭けて戦ってくれたとマキマ。

「皆今日の復活の日を待ち」とマキマが言いかけた所で大きな爆発音が。

マキマを地獄に

岸辺たちマキマ対策部隊による攻撃でした。

容赦なくマキマに発砲していきます。

そして、その内に何人かが、地獄の悪魔よ。マキマを地獄に落とせ…と自らの首を切って自害することで地獄の悪魔を召喚。

助けてチェンソーマン。

マキマの言葉にデンジが反応、体が変貌していきます。

これまでとは違う悪魔の姿になったデンジは、地獄の悪魔を一瞬で切り刻みました。

しかし息絶える寸前のマキマ対策部隊の一人が地獄の悪魔に血を与えることによって、何とかチェンソーマンを地獄に落とすことに成功。

それでも動じないマキマ。

岸辺が銃を向けますが、マキマは「私に撃っても無駄ですよ」言います。

内閣総理大臣との契約により、マキマへの攻撃は適当な日本国民の病気や事故に変換されるのだそう。

チェンソーの悪魔が地獄に堕ちてどうして平気なツラが出来るんだと言う岸辺に、私は彼に助けを求めたとマキマ。

なので必ず帰ってくると信じています。

お前は一体何なんだと問う岸辺。

少し考えた後、マキマはこう答えました。

私は彼のファンです。

地獄のヒーローチェンソーマン。

助けを叫ぶとやってくる、叫ばれた悪魔はチェンソーで、助けを求めた悪魔もチェンソーでバラバラに。

だから多くの悪魔に目を付けられて倒されるけど、何度もエンジンを吹かして起き上がる。

そのめちゃくちゃな活躍にある者は怒り、ある者は逃げ惑い、ある者は崇拝するのだとマキマ。

そしてチェンソーマンが悪魔にもっとも恐れられる理由がもう一つ。

チェンソーマンが食べた悪魔は、その名前の存在がこの世から消えてしまうのです。

支配するもの

あまりに壮大な話に困惑する岸辺。

マキマがナチスがユダヤ人に何をしたのか覚えているか尋ねますが、岸辺はその単語にピンと来ていない様子でした。

ナチスやエイズ、核兵器と言ったかつて存在しその名を持つ悪魔と同様に恐れられたものは、チェンソーマンが食べてしまったからもうマキマしか思い出せる者がいないのです。

マキマには自分より程度が低いと思う者を支配する力があります。

チェンソーマンと戦い勝てば彼を支配できるとマキマ。

私はチェンソーマンを使ってより良い世界を作りたいのです。

例えば死、戦争、飢餓、こういったものはなくなった方が幸せになれる、だからチェンソーマンの力で全て消し去ると言うのです。

自分がまけることは考えないのかと言う岸辺に、言ったでしょう？私は彼のファンなんです…とマキマ。

チェンソーマンに食べられ彼の一部になる…それほど光栄なことはありません。

そして、地獄からチェンソーマンが帰ってきました。

岸辺が動くなと銃をマキマに向けますが、マキマは離れた方が良いと言います。

チェンソーマンに助けを求めたマキマはまもなく殺されるのです。

コベニ

さあおいで…という声と同時に、チェンソーマンがマキマの体を八つ裂きに。

そして誰かの「助けて」という声に反応して、チェンソーマンは何処かへ行ってしまいました。

ハンバーガーショップで働いているコベニですが、店長がどもってしまうコベニの頬を打つなどブラック気味。

思わず「たすけて…」と声を出すコベニ。

そこにやって来たチェンソーマン。

逃げようとした客の首が一瞬で殺されます。

デンジの、一回でいいから腐ってないハンバーガー食ってみたい…という言葉が頭を過り、チェンソーマン。

ハンバーガーを注文しますが、その間にも店員は消されていきます。

コベニがハンバーガーを運びますが派手にコケてしまいます。

コベニの所為で…と叫んだ店員の首が飛びました。

次は絶対コケないでと念押しされ、半泣きになりながらハンバーガーを運ぶコベニですが、再びコケるコベニ。

泣き叫ぶコベニに、「これドッキリじゃないか!?」と現実逃避を始める店長。

店長の首が目の前で飛んでいき、コベニは泣きながらも落ちたハンバーガーを拾い集めチェンソーマンの元へ運びます。

それを口にしてどこか満足したようなチェンソーマン。

そして今度は、「女とデートしてみてえよなあ…」というデンジの言葉を思い出します。

泣いているコベニを連れて行くチェンソーマン。

ソフトクリームを二人で買いますが、勿論味を感じる余裕などないコベニ。

更にゲームセンターへ連れて行かれます。

そこでデビルハンターがやってきますが、瞬殺され泣き叫ぶコベニ。

ダンスゲームをするように命じられるコベニ、お金が無いと踊れないと言いますがチェンソーマンガ両替機を切断して小銭を出します。

やったことがないコベニでしたが、泣きながらも必死に踊るコベニ。

踊り続けるコベニでしたが、いつの間にかチェンソーマンは姿を消していました。

彼が向かった先は…？

チェンソーマン10巻の感想

チェンソーマン10巻の発売日は、2021年2月4日になると予想されます。

あくまで連載ペースからの独自予想になりますので、新たに発売日が決定しましたら追記・修正していきます。

物語が終盤へと動き出したような感じですね…。

パワーちゃん、あっけなく死んでしまってちょっとショックでした。

デンジも茫然自失と言った感じで見ていられなかったです。

早川の死という衝撃の結末からシリアスな雰囲気がずっと続き…しかし終盤にシュールな話に。

コベニ、大丈夫でしょうか…？取り敢えず殺されることは無いんでしょうか…。

チェンソーマンはどこへ行ったのか？気になる方は是非漫画を手に取って確かめてみて下さいね。

チェンソーマン10巻の発売日はいつ？ネタバレと漫画を無料で読む方法

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