『僕等がいた』は、吉高由里子さんと生田斗真さんで実写映画化もされた人気漫画!
イジワルなのに優しい矢野にどんどん惹かれていく七美。
ピュアでせつない恋の物語、僕等がいた第2巻のネタバレと感想です!
1巻のあらすじ
高校に入学した高橋七美、そんな七美が出会ったのは高校に入る前の年に彼女を亡くした矢野元晴でした。
クラスの3分の2が好きになるという矢野。
七美はそんな矢野が大嫌いでした。
ですが矢野とふたりで屋上で話をしたことをきっかけに、七美は矢野に惹かれていきます。
七美は矢野の元カノ奈々が気になります。
矢野とは高校入学前に付き合っており、亡くなってしまったのです!
あるとき奈々のアルバムを見ている七美、ついに矢野に告白。
じゃあ付き合う?と矢野に聞かれますが、本当に好きになってから付き合ってと断ってしまいます。
矢野に告白をしてしまった七美ですが、学園祭の出し物を決めているとき、矢野の言葉に腹を立て、好きって言ったことは自分の勘違いだったと伝えます。
しかしそんな矢野、学園祭前に起きた問題もきっちりと七美を助けてくれたのです。
優しいのか意地悪なのか分からない矢野と七美、これから……。
僕等がいた第2巻のネタバレ
引用元:僕等がいた第2巻より
夏休みを楽しみにしていた七美、なんと3日で夏休みに飽きてしまいます。
学園祭の練習がないと矢野に会えません。
やっと、楽しみにしていた練習日、矢野は欠席・・・がっかりの七美。
夏休みに全く会えないまま、友達からお祭りに行こうと誘いの連絡が!!
矢野も誘ったからと、七美は頑張って浴衣でお祭りに行きます。
しかし結局矢野は来ないのです・・・
友達とヨーヨー釣りをしていた七美、矢野の友人である竹内くんを見つけます。竹内くんは矢野と連絡がとれないことを七美に謝ってくれます。
そして「一昨日は矢野の彼女だった奈々さんの命日だった」と。
奈々さんの命日と聞き、自分に何ができるんだろうと考えた七美は翌日、矢野の家まで来てしまいます。
来たもののなんて言ったら良いのか分からない七美は、引き返そうとしますがその様子を2階から見ていた矢野が、七美をストーカー扱いをし実況を始めますwww
矢野と七美が関わると、クスッと笑ってしまうことが多い気がします(*^^*)
こんな楽しい学生生活が送りたかったな~と、ふたりがとても羨ましく思えます
矢野の部屋にあげてもらった七美ですが、緊張している様子。
緊張している七美に矢野は、「お前なにさぐりに来た?」と聞きます。
練習を休んでいたからと伝えると、矢野の様子が変わります。
奈々さんの思い出に浸っていたと言うのです…。
すぐに七美に嘘と見抜かれてしまいますがwww
帰り間際、矢野の口から「高橋、今日はサンキュ」と言われます。
それを聞いた七美、目にはうっすら涙が・・。
「矢野のすごくすごく好きな人はもういないのかもしれないけど、それは寂しいことなのかもしれないけど、でも矢野のことをすっごくすっごく好きな人間がいるってことは、それってプラマイゼロじゃないかなあ」と。
だからひとりだと思わないで欲しい、自分が矢野のことをずっと見守っているから。
自分がすごく好きな人がいなくなったことは確かに悲しいことだけど、自分のことをすごく好きでいてくれる人がいるって、とても素敵なことですよね(*´ω`*)!
それに気付けていなかった矢野、気付かせようと言葉にした七美、どちらの気持ちも分かる素敵なシーンでした!!
次の練習日、矢野は出席してくれました。
矢野は七美に
「だいたいむちゃくちゃなんだよおまえは。」
「『プラマイゼロ』ってそんな理屈あるかよ。」
「見守る」?男みたいなセリフ吐きやがって生意気なんだよてめえは。」
なんて悪態をつきますww ツンデレ?
そして
「うそ」「ホントはうれしかった・・・」と。
そんな矢野、七美に胸を貸してと甘えますがそのまま眠ってしまうのです。
(夢の中で)矢野が中学2年生の冬、奈々に出会います。
竹内くんや友人たちとファミレスにいたところ、違う席に座っているカップルに目がいきます。
なんと彼女が彼氏に水をかけられていたのです!
その彼女というのが山本奈々。
奈々は矢野たちのもとにやってきて、「あんたら有里(奈々の妹)と同じクラスの子でしょ?悪いけどお金貸してくれない?」と言い出します。
その後も寒い中彼氏を待っている奈々や、彼氏のことで悩んでいる奈々に出くわし、話をしているうちに矢野は奈々に惹かれていきます。
付き合うことになったふたり、しかし奈々は内緒で元カレと会っていたのです。
矢野は奈々のために、元カレのもとへケンカをしに行きます。そして絶対に自分を裏切らないで欲しいと、奈々と約束を交わします。
なのに奈々は香川の運転する車に乗り事故に遭うのです。
約束したのに裏切るって、奈々は生きていたとしても幸せになんかなれないんじゃないかな?こんなにも思われるって、女性からしたらとても嬉しいことですよね?
なのになんで矢野じゃだめだったんだろ
奈々が亡くなったところで、矢野は目を覚まします。
目を覚ますとそこにいたのは七美。
なんで起こさなかったのか聞くと、幸せな夢を見ているような顔で寝てたから起こすのが可哀想だったからと。
そして学園祭の当日。
七美たちのクラスの小劇も、アドリブばかりで乗り切った矢野のおかげで大成功に終わります。
後夜祭に参加している七美。
矢野を探していると後ろから七美を呼ぶ声が!矢野が七美を呼んだのです!!
矢野は七美に良いものをあげると言い、ボンドを取り出します。
矢野の手にあったのは、後夜祭が始まってすぐ七美が無くした指輪のヘッド…。
それを付けてくれている最中、結婚式の誓いの言葉って良いよね!と矢野が言い出します。
そして、1度しか言わないからよく聞いてと…。
「好きだよ」
その後ふたりは人目も憚ることなくキスをします。
指輪つけながら結婚式の誓いの言葉の話をするって…矢野確信犯ですよねww
心を射抜かれてしまいました…
両想いになった2人、幸せな日々を過ごします。
クリスマス間近、七美は矢野にプレゼントの相談をします。
何がいいか、と聞かれても気遣ってはぐらかしてばかりの矢野。
そして
「決めた」
「クリスマスプレゼント」
「『約束』ちょうだい」
「『絶対オレから離れない』って約束」と。
やはりどこかで奈々を引きずってしまっている矢野。
そんな矢野を七美は、いとしいと抱きしめずには居られませんでした。
僕等がいた第2巻の感想
僕等がいたは1巻から16巻までと少し長めの漫画ですが、全てにキュンポイントがある漫画だと思います!!
素直になれば良いのになれず七美に意地悪をしてしまう矢野、矢野を気にかけすぎて少し酷いことを言われる七美。
そんなふたりを見ている竹内くん…みんなの気持ちが分かって切なくなることもあります。
七美と矢野が両想いになれて良かった~~~!
僕等がいたの最終回が気になる?
ネタバレはこちらに!