隣のあたしは、南波あつこ先生の
やさしくてかっこいい隣に住む幼なじみに恋する仁菜の青春ラブストーリー☆
年上の幼なじみと同級生との間に揺れる乙女恋心!
気になるネタバレをご紹介します♪
前巻までのあらすじ
引用元:隣のあたし第4巻より
中学3年生の上村仁菜は隣に住む幼馴染で1コ上の橘京介のことが好きで、京介と付き合うことを夢見ていました。
だけど京介は同じ野球部でマネージャーの麻生結衣子と付き合うことに・・・。
京介に彼女がいても好きの気持ちを消せない仁菜は、京介への想いが募ります。
そんなとき夏の球技大会で活躍した仁菜。
そんな仁菜を見守っていた同じクラスの三宅は仁菜に告白をします。
仁菜は京介が好きなので断りますが、三宅の優しさに惹かれ、悩んだ末に付き合うことに・・・。
三宅との恋に夢中になる仁菜。
しかし京介が結衣子に「兄弟みたいなんて思われてたのは俺のほう」と話すのを聞いてしまいます。
聖夜(イヴ)を三宅と2人で過ごすと約束していた仁菜ですが、当日熱で倒れた京介を放っておくことができず、約束を果たせませんでした。
その後三宅から別れを告げられた仁菜、京介を気にかけていたことでずっと三宅を傷つけていたことに気が付きます。
さらに京介と別れた結衣子から京介の自分に対する恋心を聞かされ動揺してしまいます。
南高の受験日が迫るなか、三宅が描いた絵馬を見つけ、涙があふれる仁菜ですが・・・。
もう一度片想いからのスタート
引用元:隣のあたし第10巻より
三宅と別れた仁菜に受験日が迫っているなか、元カレ三宅が講南高校に合格したことを聞きます。
周りの友達がハラハラするなか、「おめでとう。よかったね。」と声をかけることができ、自分も頑張るという意思を伝えますが、三宅はそんな仁菜の様子が少し気になります。
学校からの帰り道、暗記をしながら歩いている仁菜の足元に野球ボールが転がってきます。
ボールの持ち主は、京介の元カノの麻生結衣子。
結衣子から誘われた仁菜は、一緒にキャッチボールをします。
キャッチボールをしながら、京介とはうまくいったのかと聞かれ、不満をぶつけられます。
このシーンでは、京介にどれだけアピールをしても伝わらない、結衣子の気持ちが痛いほど伝わりました。
そんな結衣子に仁菜は、両想いは誤解だと。
「もう一度片想いからはじめます」と伝え、受験に挑みます。
いよいよ受験の日
受験当日の朝、両親に見送られ家を出た仁菜ですが、出たところで京介に会います。
大好きな京介に勇気付けられ、京介も通う南高の受験に臨む仁菜・・・。
無事合格が決まり隣の家に住む京介に報告をしようと、いつものようにベランダから会いに行こうとしますが、バランスを崩したまたまベランダに出ていた京介に受け止められます。
毎回ベランダを伝って京介のもとに行っていた仁菜、危なっかしく見ながらハラハラしてしまいます(笑)
4月からまた同じ学校に通えることを報告し、ずっと京介のことが好きだったことも伝えます。
自分自身、本当の「好き」がどういうことかちゃんとわかっていなかったくせに、それに気付かず、ずっと京介を傷つけていたことを謝り、京介からもずっと好きだったと伝えられます。
いっぱい傷つけたこと、たくさん泣かしてしまったことを京介から謝られ、仁菜のことをちゃんと見送るから少しだけこのまま・・・と抱きしめられます。
私は三宅よりも京介派でしたが、好きなら好きともっと早く伝えてよ!!と悲しい気持ちになりました(笑)
仁菜と京介が付き合えていたかもしれないのに…。
卒業を迎える日
無事卒業の日を迎えた仁菜、
友達との別れを惜しんでいるなか、元カレの三宅を目で追ってしまいます。
三宅を呼び止めようとしたところ、
三宅の友人に呼びとめてどうするつもりかと問いただされます。
仁菜は知らないかもしれないけど、
仁菜と別れてからの三宅は笑っていたけど本当はとてもつらそうだった。
やっと今日ふっきれそうなのに、
これ以上三宅を振り回すのはやめてほしいと言われてしまいます。
そう言われ落ち込んでいる仁菜のもとに、京介が現れます。
京介は仁菜に、三宅に言いたいことがあるんじゃないのか、自分にはちゃんと言えただろ。
と京介らしい励まし方で仁菜の背中を押してやります。
京介は好きだったと仁菜に伝えたくせに、
三宅のところに行っちゃっても良いんだ…
と少し悲しくなりましたが、好きな人のために背中を押せる京介がとても素敵でした。
そんな仁菜と京介のもとに結衣子が自転車を持って現れます。
結衣子に自転車を貸してもらった仁菜は京介とともに、友達が必死に遠ざけた三宅のもとに向かいます。
最後にもう一度京介に背中を押してもらい、三宅に今の想いを・・・。
京介がどういう存在か、今までの自分の三宅に対する想いを伝えます。
そしてもう一度自分と付き合ってほしいと告白。
京介派だったけど、三宅ともう一度付き合えて何故か自分がテンションあがりました
三宅ともう一度付き合うことになった仁菜は入学式の日を迎えます。
入学式当日高校が離れてしまった三宅と
メールでやり取りをして、新学期を迎えることとなります。
隣のあたし第10巻の感想
隣のあたしは1巻から10巻までとそこまで長い漫画ではありませんが、
1~10巻までの間にたくさんのときめきが詰まっています。
きゅんきゅんすることもある、
仁菜の気持ちになって泣いてしまう、
切ない気持ちになってしまうこともある。
感情がとても忙しい漫画でした。
大好きな幼馴染が隣の家にいて、
ベランダからいつでも行き来ができる。
小さい黒板とチョークでメール(やり取り)をして・・・
自分にはない青春だったので、
漫画にのめり込んでしまいました。
隣のあたしはとても恋がしたくなり、
片想いなら片想いの気持ちを、
彼氏彼女がいるなら相手と自分の気持ちを・・・
とても大切にしたくなるような漫画です。
隣のあたしに負けないスクールラブ♡