プチコミック2019年1月号に掲載の『黒子に恋は、いりません。』第11話のネタバレと感想です!
前回は、ようやく里子さんが正直になって成宮くんへの想いを認めます。
両想いであることが分かったものの、里子さんの教師という立場上、お付き合いはしばしの棚上げに。
気になる続きはネタバレです。ご注意ください!
黒子に恋は、いりません。のあらすじ
黒子に恋は、いりません
ハマってます😆面白いです💖プチコミックまで買ってしまった!高校時代、先生と付き合ってた里子。自分が出身校に先生として戻ってきたらその元カレの豪先生のクラスの副担に。そこに豪先生の義理弟で高2のイケメン王子、陰で遊び人の葵くも絡んできての猛アピール(∩˃o˂∩)♡ pic.twitter.com/XVfYX42fem— Meron (@MeronMeron615) 2018年10月8日
ふたりとも頭では理解しているものの、成宮くんの体調不良の時に異性の教師が触れてはいけないことになっているなどアクシデントに見舞われて、もどかしい思いをすることも。
一方そんな折に新巻先生の妻が帰国。
なんとなく妻を学校に近付けないようにする新巻先生を不審に思った妻。
学校までこっそりやってきて里子さんを見つけてしまう、というシーンで終わります。
読者としてはどーすんの次回修羅場以外の展開が予想できない…!と悶えていたのですが。
黒子に恋は、いりません。第11話のネタバレ
そこは高校時代の里子さんと新巻先生の物語の世界。
どれほど里子さんが新巻先生を好きだったのかが伝わってくる、一生懸命「好き!」を伝える里子さんの学生時代。
…黒子はどこや…と思えるほどに天真爛漫です。
しかし、その恋の行方が教会という場面で大きく展開するところで目覚まし時計。
そう、すべて里子さんの記憶の夢でした。
汗びっしょりの里子さんのスマホに、成宮くんからのラインが入っていて、里子さんは張り切って学校へ行こうと支度を始めます。
一方、新巻先生宅でも妻の百合子さんが素晴らしいメニューの朝食を用意して、新巻先生を甘い声で起こしています。
そして、今夜は外食することになった二人。
学校に行って、新巻先生のお世話になっている先生達に挨拶したいと言う百合子さん。
しかし、新巻先生は「時間が読めないから」と断り、百合子さんの様々な探りもひらりひらりとかわして出勤していきます。
…このシーンが、オバチャン読者には背筋の凍る恐ろしさでした。この奥さんこえーよ!何するか分かんない危うさがムンムンしてるじゃないですかぁ!と里子さんを捨ててこの人と結婚した理由を述べよと新巻先生を締めあげたい気持ちになりました…。
さて一方その頃学校では、成宮くんは「デートしよ ねぇデート 絶対何もしないから」とキリッとした表情。
里子さんが「絶っっ対嘘っ!!」と迫られており、見つかるのが心配なら「こうしたらどうだ」「ああしたらどうだ」と成宮くんに提案されるのです。
そこに他の女性教師から声をかけられ、びっくりして返答する里子さん。
成宮くんがすかさず勉強をみてもらっていた体を装います。
そして、女性教師から職場の懇親会のお誘いをすんなり受ける里子さんを見て、拗ねて見せる成宮くん。
「オレとのデートは即拒否で 先生達のはOKなんだなーって それだけ」
「だってそれはしょうがなくて」
と言い募る里子さん。
しかしまったく機嫌を直してくれる様子ゼロ。
どうしたらいいのかわからなくなってしまった里子さんは、成宮くんにキスをします。
「…ごめんねっ」
という必死の表情が愛らしい…。
それを見てふとほほ笑む成宮くんは、
「まぁ 謝り方は上出来 でもまだ拗ねてるからデート決定ね♡」
と言ってさっさと去っていきます。
…成宮くん…デキる子や…と思ってしまう読者。
里子さんも成宮くんのいいようにされていることを自覚しつつ、戻ろうとするとばったり新巻先生に遭遇。
どうやら新巻先生は、二人が会っていた場所でサボろうと思ったそうで。
「二人きりになるならいいもんなーここ」
と言う彼に、ドクンと心臓が高鳴る里子さん。
かつての自分達を、今朝の夢の中の自分の気持ちを思い出してしまいます。
新巻先生の方はどうかはっきり分かりませんが、その場から里子さんを離れさせるのに「沢村」と呼びかけ、雑用を言いつけて離れさせます。
その呼びかけた「沢村」という呼び方を、かみしめるようにする新巻先生。
何を思っているのでしょう?
夢のせいで動揺しただけだと言い聞かせながら職員室に戻る途中、成宮くんとのデートをどうしようと考えている里子さん。
玄関で、ある女性が立ちつくしているのを発見します。
年恰好から言っても生徒の親ではないことが分かり、「どなたかとお約束ですか?」と聞く里子さん。
その間に里子さんの言うことをオウム返しにするような様子に、イヤな予感しかしない読者。
そこで向き直ったその女性に、里子さんはふと違和感を感じます。
「新巻豪の妻です」と名乗るその女性、
思い出したくない過去、
そして今朝の夢の最後に出てきた、女性だったのです。
その夢の続きは、里子さんと新巻先生の別れた日のエピソードで、
〝もう二度と思いだしたくない 夢″
という里子さんの心情吐露で今月号は終わりなのです。
黒子に恋は、いりません。第11話の感想
ちょっとちょっと、新巻先生何言ってんだオイオイオイー!とガラ悪く詰め寄りたくなってしまうオバチャン読者。
回想としてわざわざこれが出るってことは、きっと今までも明かされていないエピソードなんですよね…。
もう、ほんとに修羅場しか予想できない次号…!
怖い…!
ていうかこの奥さんぜってー変だってばー!!!
なんでこの人と結婚したのー!?
新巻先生ー!!
という冒頭と同じ言葉しか浮かんできませんが、もうほんとにそんな感じです。
…結婚って、いろんな形があるって分かっていたけど、奥さんをのらりくらりとかわす夫と、ドドドと職場に乗りこんできてしまう妻って、どういう夫婦コレ…!?
そんな「黒子に恋はいりません。」第11話でございました…。