なのに、千輝くんが甘すぎる。8話/2巻のネタバレ！最新話「両想いごっこ」

デザート7月号に付属の「デザートPink」に掲載の【なのに、千輝くんが甘すぎる。】最新第8話です！

8話は「なのに、千輝くんは甘すぎる。」第2巻に収録予定ですよ。

読者の中では爆発的な大ヒットを飛ばしている亜南くじら先生の千輝くんですが、8話目はもう、読み終えたら鼻血噴きそうな激甘っぷりでした。

前回も激甘でしたけどねー。

どんな激アマか気になる方は続きをどうぞ！

なのに、千輝くんが甘すぎる。7話までのあらすじ

なのに、千輝くんが甘すぎる。7話/2巻のネタバレ！最新話は甘々バレンタイン

前回はバレンタイン編でしたね。

千輝くんの人気っぷりを再確認した上に、自分の手作りチョコなんてもらってもらえないと一時は諦めた真綾ちゃんでしたが、体中から勇気を振り絞って千輝くんにチョコを渡せたのがよかったなぁ、と思いました。

そしてその後、とんでもない激甘事件が真綾ちゃんを待ち構えていましたよね…！ぶー！（←思い出し鼻血）

後ろから胸の前に囲っちゃうって、どんだけ甘いの！ええ！？と千輝くんに詰め寄りたい気持ちになったのは私だけでしょうか。

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なのに、千輝くんが甘すぎる。8話のネタバレ

冒頭は、そんな前回を振り返るシーンでスタート。

〝片想いなりに　ちょっとずつ進展できてる…のかな？″

そんな風に思う真綾ちゃんですが、お友達に彼氏ができたのを聞いて祝福しつつ、再びちょっと卑屈モードへ。

〝どんな世界なんだろう　好きな人が、私を好きでいてくれる世界″

この想像（妄想？）が、なんとも素敵なシーンです。

イヤ、妄想なんですけどね（苦笑）。

お友達の嬉しそうな、幸せいっぱいの笑顔を見ていたら、自分にもそんな世界がいつか…と思うのが人情だと思うのだけれど、真綾ちゃんはみるみる表情を曇らせてしまいます。

〝私には両想いなんて　縁のない話だった″

そんなことを思ってしまう真綾ちゃんの、自己評価の低さときたら…（泣）。
妄想するだけならずっとしてたってよいではないの、とオバチャンは思ってしまいますが、気持ちがあっちこっち行って忙しい。それが思春期（←ダレだオマエは）。

一度上向いた気持ちは、落ちると今度はけっこうな勢いで落ちてしまうもので、真綾ちゃんは図書委員の仕事をしながらため息つきまくりのボーっとしまくりです。

「元気ないじゃん」

そんなことを言いながら、棒キャンディをなめつつ手塚くんが登場。

ビビるわ！そこからにゅっと出てきたら！！

「アメなめる？俺がなめたやつだけど」

ををを、手塚くん、今日もツッコミどころ満載だね…（冷や汗）。

つれない真綾ちゃんに、手塚くんはどんどん踏み込んできます。

「そーいえばさぁ　仙人にそっくりな女子が、視聴覚室で男とイチャついてたんだけど　あれって仙人？」

ぎゃああああああ（思わず叫ぶ読者）。

真綾ちゃんも無言で持っていた本をどさどさどさと落とし、〝反応わかりやすすぎ″と思われています。

…なるよね…でも、図書室の本だからとりあえず落とさない方がいいよね…（遠い目）。

だんまりを決め込んだ真綾ちゃんですが、手塚くんってば、ずーっとついてくるのです！！

いやぁぁぁぁほっといてあげてぇぇぇぇ（手塚くんを捕獲したい読者）。

真綾ちゃんについて回っていた手塚くんの頭に、どかっと重そうな本が降ってきました。

犯人は千輝くん。

しかも、「落とした。」「本が傷む。」と手塚くんは眼中にない態度。

…千輝くん、グッジョブだけれども、それは人間としてどうなのか…（汗）。

千輝くんは、司書さんが呼んでると真綾ちゃんを逃がしてくれたのですが、その後の手塚くんと千輝くんのシーンがもう、ちょっと怖い…！

手塚くんはけっこう黙っていられないタイプの子なのだと思うのですが、二人きりになってもいっこも話そうとしない千輝くんに、真意が見えないトーンでこう言います。

「如月さんてさあ　どこにでもいるフツーの子なのに　なーんかちょっかい出したくなるっていうか　かまいたくなるっていうか　すげぇ気になるんだよなぁー」

…をををを、これは何なの、宣戦布告とかそういうことなの？！（思わず色めき立つオバチャン読者）

そんな手塚くんの言葉を、黙って聞いている千輝くんですが、もうその後ろ姿からは静かな怒りというか嫉妬というか、とにかくもう手塚くんへのネガティブな感情しか感じません…！

手塚くんが去っても、その後ろ姿を横目で見るその表情がコワイのです…！！！

手塚くんに見られてしまったことで、千輝くんに迷惑がかかると落ち込む真綾ちゃんのところに、部活に行く途中の千輝くんが登場。

「放っておけばいい　視聴覚室に一緒にいた時のことを茶化されたんなら　気にする必要ない」

まるでエスパーのように真綾ちゃんの気持ちを言い当てます。

きっと、普通の子（という言い方はアレですが）なら慰めてくれたと喜んだりするのだけれど、そこは安定のネガティブ真綾ちゃん。

〝私にとってこれは大事件だったけど　千輝くんにとってあの時のことは些細なことなんだ″

そう思って、もうとてつもなく切なそうな表情を浮かべる真綾ちゃん。

ノーーーーーー！！！違うから―！普通に聞いてみたらそういうことじゃないって分かるからー！！と真綾ちゃんをゆさゆさしたい衝動に駆られる読者（←落ちつけ）。

千輝くんは、この真綾ちゃんの表情を誤解してしまいます。

「まだ辛いの？失恋」

そう、真綾ちゃんが切ない表情を浮かべるのは失恋の痛手が長引いてのことだと思っているようなのです…！！！千輝くんもニッブ！！（←言い方）

そして、ページをめくるとそこにはなんというか、どうしたらいいのか分からない問いかけが…！

「そろそろ　片想い上書きできた？」

ええええええ　どういう意味ですか！？と動揺する読者ですが、真綾ちゃんも負けずに動揺。

どうやって答えるのが正解なのかが分からないまま、ものすごくビミョーに「40％くらい上書きできました」と答えます。

40％って、ビミョーすぎない…！？（汗）

千輝くんは、暗い気持ちでうめくように言うのです。

「…まだ　そんなに低いんだ　どうすれば　もっと早く上書きできる？」

このシーンの千輝くんの描写で、もう胸がぎゅうっとされたような気持になりました…！

聞きようによっては、「上書きできててほしい＝自分を好きになってほしい」だと思うのですが、そこは基本ネガティブ真綾ちゃん。

〝それって　片想いごっこ飽きちゃったってこと？早く終わらせたいってこと？″

…それもスゴイ解釈だけど、マジかー！？

妄想モード全開になった真綾ちゃんは、きっともう終わりなのだから心の準備をしておかなくては、と思いながら帰宅準備。

と、校門に到着するとそこにはなんと千輝くん。

「待ってた。一緒に帰ろ。」

ええええ！！！千輝くんが待ち伏せとる…！勝負に出たのか？！出たんだな…！？

読者としては、いよいよ千輝くんが動き出した、ということであってほしいのだけれど、そこはネガティブ真綾ちゃん再び。

努めて明るい調子で言うのです。

「片想いごっこ　楽しかったねー！」

ノーーーー！！誰かこの子の口をふさいでー！！（ムンク）

もうネガティブモード全開な真綾ちゃんは、思ってもないことをぺらぺら言ってしまいます。

分かる、気持ちは分かるけど、一回落ち着こうか！！（←オマエがな）

真綾ちゃんは、もう自分のネガティブさに憔悴したような表情で言います。

「両想いってどんな世界？私じゃ　片想いの向こう側すぎて想像つかないや」

目を見開いて　その言葉を聞いた千輝くん。

「別に　そんなに難しいことじゃない」

と言います。

そして、片想いごっこを提案した時のように、さらりと言うのです。

「ためしにやってみる？両想いごっこ」

なんですと―――――！！？？（鼻血）

ここからラストシーンまでの、真綾ちゃんのパニックっぷりがおもしろい第8話でした。

今月のデザートpinkの千輝くん連載読んだ同志いないんですか、、語り合いたいです… 胸いっぱいです、、💓
2巻もとうとう発売らしい、全部追ってるけど激アツ💓#なのに、#千輝くんが甘すぎる pic.twitter.com/2UbsOOM0El

— 春川紗和 (@sana_harukawa) 2019年5月25日