大人気の「BLACK BIRD」第3巻のネタバレと感想です。
桜小路先生の男の人は、色っぽくもカッコいい^^
そんな匡に愛される実沙緒が羨ましい!
やっと想いが通じ合った二人、果たしてどんな試練が待ち受けているのでしょうか?
続きはネタバレになります、ご注意ください!
BLACK BIRDこれまでのあらすじ
ずっと待っていた男の子、匡と再会した実沙緒ですが、匡は人間ではなく、黒い翼を持つ天狗だったことにショックを受け、最初は匡を拒絶していました。
迫る匡の想いに何度も心が揺らぎ、実沙緒のために葛葉一族と戦った匡にキスしたことで、実沙緒は匡に惹かれていることに気が付きます。
そして、匡のお兄さん、祥さんに幼い頃の記憶を封じられていることを知りますが、実沙緒は“思い出さなくても、もう今の匡が好きだから”と匡に告白し、やっと想いが繋がります。
そんなある日、父のある本をきっかけに、もし匡のお嫁に行ったら、自分はどうなってしまうのか実沙緒は一気に不安になります。
BLACK BIRD第3巻のネタバレ
引用元:BLACK BIRD第3巻より
天狗である匡のお嫁に行ったら、私はどうなるんだろう・・・
『天狗の嫁取り』という本をきっかけに、天狗である匡のお嫁に行ったら、自分はどうなるのか、実沙緒は一気に不安になります。
不安になっていることを匡に知られたくなかったけど、やっぱりちゃんと聞こうと匡のお屋敷に行ったら、匡と相模さんが庭で話していた。
そのまま二人の会話を聞いていたら、実沙緒に何が起こるのか、匡たちにも分からないことを知ります。
それでも、相模さんは一刻も早くお抱きにならなくてはと匡を急かします。
「あいつに全て捨てさせて、俺で満たしたい」
本音を漏らす匡。
それでもやっぱり、
「あいつから大切なものを奪うわけにはいかない」
強引にはできないと断ると、相模さんが、
「では、なんとしても『仙香録』を手にいれましょう」
「300年前、嫁取りに成功したのは明らかに葛葉一族です」
『仙香録』・・・?
それを読めば、何か分かるかもしれない!
その情報をもとに、葛葉くんに聞こうとしたら、向こうの方からやって来た。
『仙香録』を持ち出すのは無理だと断るも、ある条件を実沙緒に出します
「実沙緒ちゃん一人がウチに来るなら、見せてもいいよ」
以前、匡との戦いで葛葉くんは負けてしまいます。
匡との力の差を思い知ったからもう嫁取りは諦めたって言っていたけど、罠かもしれない・・・
分かっていても、実沙緒は渡された地図をもとに一人で葛葉くんの家に行きます。
だが、匡から貰ったペンダントが結界に反応して入れない!
外すよう葛葉くんは言いますが、実沙緒は断ります。
帰ろうとした瞬間、突然匡が現れました。
「後つけてきたんだよ、いい機会じゃないか」と言い、ペンダントを取り一緒に中に入ります。
葛葉くんは急にいなくなるし、匡の様子もいつもと違って、何かおかしい・・・
実沙緒はそう思うと、いきなり匡が実沙緒の体を触りだしました・・・!
「限界だ、抱くぞ」
「ちょ・・・匡!?」
“あいつから大切なものを奪うわけにはいかない”
そう言ってくれてたのに、どうして!?
そしていきなり匡が葛葉くんの姿に変わった・・・葛葉くんは匡に化けていたんです。
葛葉くんに犯されそうになったところ、八大さんと匡が助けに駆け付けてくれた!
「匡・・・!」
天狗との決戦をやむ得ない状況の中、葛葉くんはあっさり諦めた上に、データ化した仙香録のディスクを差し出すとまで言い出しました。
でも、
「これ読んだら、とてもじゃないけど実沙緒ちゃんを嫁にはできなくなるよ」
結局、匡は仙香録を持ち出さなかったのです。
不安なのは、匡も同じですもんね(>_<)
でも葛葉くんは、まだ嫁取りを諦めてはいませんでした。
今度は、白蛇の希世ちゃんと、その双子の弟、道成寺一族の跡取りの権助くんと手を組み、反撃を起こそうと企みます。
さっそく実沙緒が通う学校に転校する権助くん。
ですが、本当は性格が優しく、内気な部分があり、今回の計画も姉の希世ちゃんに背中を押されただけで、実沙緒をどうこうしようと思っていませんでした。
目つきが悪く、女の子から怖がられていて誰も近寄らないのに、実沙緒は権助くんに普通に接していたら、権助くんは実沙緒に惚れてしまいます。
そして、手に入れればいいと希世ちゃんに言われ、3人の反撃が実行します。
実沙緒が匡のお屋敷に行こうとしたら、後をつけてきた葛葉くんに捕まってしまいます。
そんな・・・じゃあ、
「権助くん、葛葉くんとグルだったんだ?」
「私をどうこうする気はないって、嘘だったんだ?」
実沙緒が好きでも、グルなのは本当だったから、権助くんは何も言えません・・・
「お行儀よく戦って、勝てる相手じゃないんだよコイツは」
前回死にかけた葛葉くんは必死で、匡を仕留めようとします。
その時、実沙緒は葛葉くんから逃げて匡に掛け逃げますが、葛葉くんに攻撃されて倒れこんでしまいました。
実沙緒の髪を掴み、葛葉くんは、
「大丈夫だよ、息さえありゃあ子供は産めるさ」
匡はあまりの怒りに血相を変えました。
権助くんも、実沙緒に手を上げた葛葉くんに襲いかかり、致死量の毒で葛葉くんの腕を噛みますが、効きません。
その時、匡が実沙緒の髪を掴んでいる葛葉くんの腕が切り落としました。
「ここの結界は誰であろうと侵入可能だ、その代わり、中では何分の一の力も出ない」
「つまりおまえら程度、子供でも相手がつとまる」
権助くんの毒が葛葉くんに効かないのも、これのせいでした。
匡は剣を手に取り、
「葛葉、おまえだけはもう生かしておけない」
そして、葛葉くんの首を切り落とします。
生々しい光景を、最後まで目をすらさず見届けた実沙緒。
実沙緒は、殺したり殺されたりが当たり前の世界なんだと思い知ります。
いつか、匡が殺されて、動かなくなるのが怖くなりました。
実沙緒に手を上げたかどうかが全ての匡は、逃げた希世ちゃんをそのまま逃がし、権助くんは一族のお迎えが来るまでお屋敷にとどめます。
BLACK BIRD第3巻の感想
とうとう葛葉くんが死にました(・_・ )
葛葉一族はこれで終わりか~と思いきや、そういえば葛葉くんにお兄さんがいましたね!
弟が死に、兄は跡取りになったら、今度は兄が復讐しに来るかもしれない(>_<)
でも、葛葉くんのお兄さんと匡は、実は・・・!?
そして、権助くんが語る前半部分の『仙香録』に記されているその内容とは・・・!?
次回もお楽しみに♪