眩しいぐらいの真っすぐな恋!
青夏は別冊フレンドで連載されていた南波あつこ先生の青春ピュアラブストーリー。
ひと夏の恋の奇跡を感じる漫画です。
ここからはネタバレです、ご注意ください。
青夏の前巻までのあらすじ
夏休み中、東京からおばあちゃんの住む上湖村で過ごすことになった、船見理緒と弟の颯太。
理緒はそこで出会った泉吟蔵を好きになり、吟蔵と夏休みが終わるまで一緒にいることに!!
夏休みが終わり吟蔵と離れるのが辛そうな理緒を心配して、さっちゃんが家に遊びに来てくれます^^♪
さっちゃんは、いずれ東京に行ってしまうナミオに告白をしても後悔をしそうと言いますが、理緒は「そんなことない!!」と猛反論。
楽しかった夏休みを思い出し、みんながいる中で吟蔵に告白をしてしまったことを絶対に後悔しないと涙を流します。
吟蔵が好きなあまり、東京に来てもらってもわたしは会わない。
と自ら吟蔵から距離を置こうとしてしまいます。
これ以上吟蔵に近付いてもっとっ好きになって、もっと離れたくなくなって、ずっと一緒にはいられないんだって現実に戻る。そんな気持ちに疲れてしまったという理緒。
そしてついにお祭り当日・・・。すれ違ったままの理緒と吟蔵だけどみんなで撮った映画がいよいよ公開されるようで・・・。
お祭り当日
引用元:青夏第8巻より
理緒が上湖村でちゃんと過ごせる最後の日、弟の颯太とお祭りに行きます。
お祭りの会場で出店をしている地元の方々から、翌日東京に帰ってしまうのはさみしいなぁと焼きそばを大盛にしてもらったり、お野菜をもらったり・・・田舎ならではの接し方で良くしてもらいます。
一方映画を公開する体育館では、ナミオのファンという女の子たちがサインを求めて来ていました。
その女の子たちに自分の作ったチラシを褒めてもらった吟蔵。
社交辞令かと思い反応がすごく悪いですが、ナミオの公式アカウントをチェックすると結構評判が良くびっくりしてしまいます。
吟蔵とすれ違ったままの理緒は、吟蔵に会わないようにコソコソ体育館に行きますが、そこでメイクをばっちりしたさっちゃんにぶつかってしまいます。
ナミオが舞台挨拶まで用意しており、頼まれたからメイクやヘアセットをしてもらったと慌てているさっちゃん、恥ずかしくて理緒と同様隠れてコソコソしていました。
普通にしていてもかわいいさっちゃんが、好きなナミオに頼まれたからといってばっちりメイク・ヘアセットをしていて、とても可愛らしい女の子だなぁと思いました♪
THE女子!!って感じではあるけど、全然嫌な感じのない女の子なので、こんな女の子になりたいなぁと関係ないことを考えながら読んでしまいました
ついに映画が公開!!
ひとりで見ていた理緒は、夏休み中のこと・場所を思い出し涙してしまいます。
理緒が泣いているなか、映画「さくらんぼローズ」は終了。
映画終了後、理緒の姿が見えなくなり・・・。
映画終了後、打ち上げをしていた吟蔵たちのもとに、理緒の弟の颯太が理緒を見なかったかとやってきます。
日が落ちかけていることでみんなが心配するなか、さっちゃんが吟蔵に、理緒が泣いていたことを伝えます。
その言葉もあってか、吟蔵が思い当たるところを探しに行きます。
吟蔵のことだから絶対探しに行ってくれるとは思っていたけど・・・早く行けよ!!って思ってしまいました^^;
吟蔵は思い当たる場所を探しにいきますが、たくさんありすぎてどこを探していいかがわからなくなってしまいます。
そんな時、村を案内したときに願い事が叶うと言った場所を思い出します。
夏休みが終わる前まで・・・願い事が決まったら教えてと言っていた吟蔵。
そこに行くと・・・
やっぱり理緒がいました。思わず抱きしめた吟蔵・・・。
私が抱きしめられたわけではないのに、吟蔵にときめいてしまいました^^;;
願い事をしていた理緒。
内容は「吟蔵の夢が叶いますように」
せっかくひとつ願い事をあげた吟蔵ですが、そんな理緒の願いが自分の夢が叶うように・・・
自分の願い事をあげた意味ないじゃんと言いますが、理緒は「これもあたしの夢だしなぁ」と。
もうひとつの願いは教えてくれない理緒、吟蔵にリンゴ飴で釣られて言ってしまいます。
「吟蔵とキスがしたい!!!」
そんなお願いなのに、リンゴ飴で釣られてしまう理緒に思わず笑ってしまいました
聞いておいて叶えてあげない吟蔵も吟蔵・・・”(-“”-)”
翌日、笑って帰るから吟蔵も笑って見送ってねという理緒。
今年の夏、最高に楽しかったって絶対に泣かないからと・・・。
理緒、東京へ
理緒も吟蔵も泣いていませんが、お見送りに来てくれた仲間たちがさみしいと泣いてしまいます。
年上なのにそんな姿を見せてくれる人たち、とても可愛らしいですよね^^!
東京に帰った理緒は、部屋で金蔵(金魚)を育てています。
高校の友達に誘われて、他校の男の子たちとカラオケに来た理緒ですが、楽しんでいる感じもなく18時になったから帰ると言い出します。
そんなとき菅野くんが送ってくれることに・・・。
好意を寄せてくれているのに応えられない理緒・・・。
なんとももどかしい関係ですが、吟蔵派のわたしには全く関係のない話!!!こんなことを言ってはいけませんが・・・
そんな菅野くんと肉フェスへ行きますが、金蔵にえさをあげてくるのを忘れたという理緒。
一週間くらいあげなくても大丈夫だよ!という菅野くんでしたが、理緒はやっぱり帰ると言い出します。
帰ってテレビを見ていると、ナミオが取り上げられており、そこには上湖村のみんなが!!!
それを見た理緒は、運命は自分で作ると上湖村に移住すると言い出します。
そんな理緒のもとに吟蔵が・・・。
上湖村を出て東京で働くという吟蔵。
青夏第8巻の感想
やっと結ばれた2人にきゅーんときました。
長々と書いてしまいましたが、夏に恋のしたくなる漫画です。
全8巻までと長くなく、さくっと読めてしまいます。
私も理緒と同じで、女子高育ちなので理想が高くなってしまう理緒の気持ちが痛いほどわかりました。
吟蔵のはっきりしない感じ、吟蔵に対して恋心がふくらむ理緒の気持ち・・・どちらもわかるので、とてもおもしろい漫画でした。
南波あつこ先生の漫画はときめきが多くとても面白いです。とてもおすすめです。
こちらの南波作品もおすすめです^^