アクションで連載されていた『orange』第3巻のネタバレと感想です。
16歳の春、高宮菜穂のもとに一通の手紙が・・・。
送り主は10年後の自分。
手紙の内容は、東京から転入してくる”成瀬翔”を救って欲しいというものでした。
というSFな展開から始まるorange、映画化もされ今でも大人気の作品です。
続きはネタバレになります。ご注意ください!
orangeの前巻までのあらすじ
初めはイタズラかと思った菜穂でしたが、手紙に書かれていることが次々に起こるので、次第に手紙を信じるように・・・。
須和に手紙の相談をしようとした菜穂でしたが、須和の口からは
「届いた?手紙」
手紙は菜穂だけに届いたものではなかったのです!!
須和にも届いていた手紙・・・
これからふたりはどう翔を救っていくのか・・・。
orange第3巻のネタバレ
引用元:orange第3巻より
菜穂と須和は、ふたりで翔を救おうとします。
須和の手紙に書いてあった翔の誕生日のことで、須和から菜穂も一緒に叶えてほしいと頼まれます。
しかし須和の手紙が途切れていることが気になった菜穂。
たいしたこと書いてなかったと話しを変えます。
翌日、須和が翔に誕生日を聞きます。
突然なに?と言いながらも、9月14日と答えてくれた翔。
「えぇ?!9月14日もうすぐじゃない?!来週じゃない?!菜穂聞いた?!」
とわざとらしく答える須和ww
「えぇー?!ぐっ偶然!」
と不自然に答える菜穂。
たかちゃんもあずも不思議に思いますが、みんなでお祝いしようよ!提案してくれます。
プレゼントはいらないという翔ですが、みんなからの質問が止むことはありません(笑)
10年後の自分たち。
翔の誕生日を祝うことができなかったから、翔が居なくなってしまった今、翔にプレゼントを渡しに翔のおばあちゃんの家を訪れるのです。
たかちゃんとあずからは山雅の試合のチケット。
萩田くんからは「ソリゲリス」という漫画の5巻セット。
菜穂からはスポーツバック。
須和からは花束・・・。
亡くなる前の翔が「花束をもらったらそのまま菜穂にあげるから」と言っていたというのです。
どうして私?と戸惑う菜穂。
「翔はずっと菜穂のこと好きだったよ」
といなくなってしまった翔の気持ちを須和が伝えます。
高校生の自分たちも全く同じものを翔にプレゼント!
まだ何も知らないあず達は、須和が翔に花束をあげたことを笑いますが、翔はみんなの目の前で菜穂に花束をあげます。
10年後の自分と同じように、「どうして私?」と聞く菜穂。
「菜穂にあげたいからじゃん!」と即答する翔。
「俺の気持ちは気づいてもいいよ」
と告白をされます。
そんなふたりの姿を見ている須和。
10年後の自分から
「どうか翔と菜穂が10年後も一緒に笑っていられますように。2人のことをよろしくな。」
という内容の手紙を受け取っていたのです。
ある放課後、須和は菜穂の元に。
手紙のことで話がしたいと呼び出しますが、そんなふたりをたかちゃんとあずは何か言いたそうに見ています。
須和が知りたかった内容が書いてあった菜穂の手紙。
9月23日に翔が自殺未遂をし、24日から学校を休むという内容でした・・・。
ある日の掃除中、今度東京の友達に会うと菜穂に話す翔。
そんな翔に「会うのやめろよ」と須和が入ってきます。
なんで悩みを自分たちに話してくれないのか、と翔に問う須和。
翔の口からは「俺にはすげぇ大事な友達だからみんなといるときは笑ってたい」と・・・。
そこで折れないのが須和!
「大事な友達だからこそ話せよ。辛いなら辛いって言えばみんななら絶対おまえを助けてくれる」
と・・・。
そして須和は翔に
「死にたいと思ったことある?」
と聞きます。
返事は「うん、あるよ・・・毎日思う・・・」でした。
始業式の日お母さんとの約束を破った。
面倒くさいと思った。
だからお母さんが死んだと話す翔。
涙を流して話す翔に、須和も同じく涙を流しながら自分の思いを伝えます。
涙を流す翔に
「翔 死なないで。翔を失いたくない。私も翔のことが好き。好きだから絶対にいなくならないで」
と自分の気持ちを伝える菜穂。
あずとたかちゃんが見ていることを知らずに・・・。
体育祭のリレーの代表を決めますが、クラスで1位だった翔がアンカーに選ばれます。
手紙には、リレーでビリになってしみ、翔は自分のせいと責任を感じていたとあるため、翔を心配する菜穂。
須和も無理にやらなくても良いと声をかけます。
しかし翔の口からは「どっちかと言ったら楽しみかも」と予想外の答えが返ってくるのです。
それでもどうしても走らせたくない須和と菜穂。
翔を説得しますが、あずとたかちゃんに止められてしまいます。
ふたりがコソコソしていることを気にしていたあずとたかちゃんは、須和を呼び出し問い詰め・・・
須和がなにかを答えたのか、
なんと、リレーはたかちゃん、あず、須和、菜穂、萩田くん、翔の6人で走ることに!!
みんなが一緒に走ってくれることで、リレーがもっと楽しみになったと言う翔(^^)
みんなでリレーの練習をしながら過ごす毎日で、翔の様子がおかしいと言う菜穂。
翔は菜穂と手を繋ぎたいだけだという須和たち・・・
須和からみんなに全部話してみれば?と言われ、あずたちに手紙のことを話す菜穂。
どんな反応をされるか怖かった菜穂ですが、あずたちにも同じように10年後の自分から手紙が届いていたのです!!
orange第3巻の感想
orangeは10年後の未来・10年前の過去、どちらも同時に描かれていて分かりやすく、読みやすい漫画です(^▽^)♪
翔と菜穂もお似合いですが、私個人的には須和の方が菜穂とお似合いだと思いました( *´艸`)
須和の気持ちも菜穂の気持ちも痛いほどよくわかるので、読んでいてとても切なくなってしまいます。
切ない気持ちだけではなく、萩田くんで笑えるところもあったり・・・すごくおもしろいです。
6人でリレーを走る事になり、みんなで練習をしていますが・・・体育祭当日、未来の自分の後悔を消すことができるのか・・・。
翔は転倒することなくアンカーとして走り切ることができるのでしょうか、続きが気になります!!