ママレード・ボーイは1992年に発売されましたが、色あせないストーリーで今でも人気の作品です!
吉住先生は他にも「ハンサムな彼女」「ウルトラマニアック」など人気作品がありますが、ママレード・ボーイの遊に憧れた女の子はたくさんいますよね!
今回はママレード・ボーイの最終巻第8巻のネタバレと感想です。
前巻までのあらすじ
ある日両親が離婚すると聞かされる、光希と遊。
離婚する両親は、光希と遊の両親を入れ替えて結婚すると言い出します。
入れ替え結婚をした二家族は、ひとつ屋根の下で同居をすることとなります。
光希と遊は同級生で同じ高校に通うことになります。
なにかと光希につっかかったり意地悪をする遊。
光希はそんな遊のことを好きになってしまいます。
そんな時、母親から「遊くんのことは好きになっちゃだめよ?」と言われますが、ふたりは両想いになります。
ある日、両親の大学時代のアルバムを発見してしまった遊。アルバムの中身は遊と光希の両親が写っていました。
なんと現在の夫婦の組み合わせで写っていたのです!!!
それを見た遊は、光希とは異母兄弟なのではないかと疑います・・・
知ってしまった以上、光希とは一緒にいられないと思い、別れを告げ京都の大学へ進学してしまいます。
離れ離れになってしまったふたりはこれから・・・。
心機一転
引用元: ママレード・ボーイ第8巻より
遊と別れた光希。
髪を切って心機一転!
銀太も通う大学に通います。
大学には銀太だけではなく、銀太の彼女“亜梨実”も一緒にいます。
3人でご飯を食べていると自然にいちゃいちゃしてしまうふたり・・・。
光希が咳払いをすると銀太から
「松浦元気か?遠距離恋愛だもんな、大変だよな」
銀太にも亜梨実にも、遊と別れたことを伝えていなかったのです。
別れたことを自分から友達に言いにくいですよね(/_;)
しかもラブラブなふたりには特に・・・
光希からの爆弾発言にふたりは大きな声で驚きます。
いつ?なんで?と質問攻め・・・( ;∀;)
去年のクリスマス(4か月前)と聞いて、驚く銀太。
ふたりと同じクラスだったのに気付いていなかったのです。
ふたりが別れたと聞いて、銀太は亜梨実を抱きしめます。
「おれたちはずっと一緒だよな」と。
・・・銀太いけめん(;O;)
少女漫画で男の人がずっと一緒というのは定番な気がするんですが、感じているのは私だけですかね?!
銀太より遊派でしたが、銀太にときめいてしまうなんて・・・
その夜、家にいた光希。
そんな光希のもとに1人のお客さんが来ます・・・。
なんと広島から茗子が遊びに来たのです。
両親から勘当同然で家を出た茗子は光希の家に泊まることになります。
茗子が先生(なっちゃん)に電話をしているとき、茗子用のパジャマを探している光希。
遊からのプレゼントをしまってある箱を見て涙が出てきます・・・。
遊のことを忘れたいのにできない、遊のことがどうしても頭から離れない、想い出になんかできない、苦しいと茗子に泣きつきます。
そうすると茗子から、会いに行って今の気持ちを遊に正直にぶつけるよう提案されます。
だめだよ、迷惑なだけと消極的な光希。
そんな光希に会ってみなくちゃわからないと背中を押します。
同じ家に住んでいた彼氏のことを忘れるなんて無理ですよね(*_*)
離れて暮らしていた彼氏でも、すごく好きだったら忘れるのに時間がかかるのに・・・。
光希の気持ちが痛いほど伝わってくるシーンでした。
光希、遊の元へ
茗子から背中を押された光希は、遊のいる京都へ行きます。
遊の通っている大学にある桜並木を見て、遊との思い出がよみがえってきます。
そんなとき、光希を呼ぶ遊の声。その横には遊の彼女が・・・。
遊に彼女がいると分かった光希は、謝ってその場を去ります。
光希が去って彼女である高山さんから「私たちって付き合ってたの?知らなかった」という言葉が。
勇気を出して光希が京都まで遊に会いにいったのに、嘘つくなんて・・・遊ひどいです( ;∀;)
そうするしかないのかもしれないけど、彼女がいるという嘘はやめてほしかった。
光希がかわいそすぎます(>_<)
光希に嘘をついた遊でしたが、ゼミは受けずに光希を追って駅まで行きます。
光希に声をかけることなく、外から見ているだけですが・・・
光希にひどいことを言っても、遊は光希のことが好きなのです。
冷めたふりをするのが精一杯・・・
遊も光希のことが好きで別れがつらかったのです。
家に帰った遊のもとに両親から連絡が来ます。
その内容は夏休みになったらすぐに帰ってきなさいというもの。
しぶしぶ了承した遊ですが、光希のいる家には帰りづらい。
結局夏休みになっても帰らず、8月にまたも両親から帰ってきなさいという電話がかかってきます。
電話の最後にかわったのは光希。
両親sが寂しがってて自分ひとりじゃ相手しきれないから帰ってきてほしいと言われました。
友達もみんな会いたがっているし、こっちはいつでも大丈夫だから・・・と。
遊にはその言葉が、わたしは大丈夫だから。
と聞こえて少し寂し気な表情に。
ふっきれたから!と言われるより、わたしは大丈夫だから。と言われたほうが、少し寂しく感じてしまいますよね。光希はそんなつもりで言っていないと思いますが、なぜかわたしもさみしい気持ちになりました。
家族のしつこさにやっと実家に帰った遊。熱烈歓迎を受けます。
家に帰っても普通の態度の光希。
そんな光希の態度に立ち直ったのだと勘違いする遊。
そんな遊のもとに三輪さんから連絡があります。
妹のすずから会いたいと言われて三輪さん家に向かう遊。
光希も一緒についていきます。
三輪さん家に行く途中、遊は光希に好きな人ができたか聞きます・・・。
「あたしが好きなのは今でも遊だよ。」
迷惑をかけないから好きなままでいさせてほしいと遊へ言います。
家族としてうまくやっていくし、要求したりしないと・・・。
それを聞いた遊は、好きでいるのもだめだと言います、困るんだと。
だけど光希もめげません!
だめって言われても勝手に好きでいると。
なんか別れたのに微笑ましい二人ですよね( *´艸`)
家族だけど元恋人。複雑な気持ちだけどなんかきゅんきゅんしちゃいました。
好きでいたい光希と諦めさせてい遊。お互いの気持ちがわかるのが、読んでいて辛かった。
言い合いをしたあと泣いている光希。遊は思わず抱きしめてしまいます。
そして・・・遊が秘密にしていた両親sのことを光希に話します。
ショックを受けている光希から遊にお願い事が。
別れる前に行けなかった旅行に行きたいと言い出します。
そしてふたりで北九州へ旅行に行きます。
大好きな人と異母兄弟かもしれないなんてショックですよね・・・。どれだけ想っていても結ばれることはない。ショックなのに、旅行を最後に諦めるという光希は大人で偉いと思いました!!
旅行中光希は、遊からプレゼントされた指輪をつけて過ごします。
ふたりは本当の恋人のよう・・・。
旅行中ふたりはとても良い笑顔で過ごしていました。
行先は遊の見たかった建築物巡り。
北九州の図書館や長崎の眼鏡橋など、たくさんのところをめぐります。
ハウステンボスにも行き、花火を見てホテルへ戻るまでの時間を過ごします。
ホテルの部屋は恋人同士ですが、ひとり一部屋。
さみしいのか、光希はなかなか部屋に入れません。
さみしさに耐えきれず、遊に泣きつきます。
そんな光希を部屋に連れて入った遊。
遊の口から「結婚しよう」という言葉が!!
自分たちには無理だという光希に、無理じゃない。
血がつながっていることさえも、かまうもんか!
あきらめることなんてできないから、光希のために常識だってモラルだって破ってやると・・・。
遊!!好き!ってなっちゃいました^^
自分のために常識やモラルを破られるのは複雑な気持ちだけど、そうしてでも一緒にいたいと思ってもらえるって、とても嬉しいことですよね。
すごく辛くて苦しくても、たとえ子供が作れなかったとしても、大好きな人と一緒にいれる。そんなに幸せなことってないですよね!!!
両親への報告
旅行から帰ったふたりは、手を繋いで両親sの前へ。
そして将来結婚したいと伝えます。
それに驚く両親sたち!
兄妹だってことは知っていると、だけど一緒に生きていくと決めたと宣言しますが・・・
両親sはなにを言っているのかわかりません。
確かに、大学時代付き合っていた組み合わせは今の結婚相手ですが、あなたたちは兄妹ではないと・・・。
両親sなかなか複雑ですよね・・・4人の中であっちこっち”(-“”-)”
こんなぶっとんだ両親は嫌ですよね・・・
無事に心配事もなく付き合うことができた2人、
そんな二人はこれから両親の監視のもと暮らしていくのです。
ママレード・ボーイ第8巻の感想
めでたしめでたしですが、途中もやもやしすぎた漫画でした。
もやもやしますが、ときめきのほうが多いおすすめの漫画です( *´艸`)
光希と遊の一途さ・・・見習わなくちゃなと思わされる作品でした。
少し前の漫画ですが、今でもしっかり楽しめます☆