怪物事変16巻のネタバレと感想！京都編～ゲンジとの接触&交流試合開始！

60話～63話まで収録された怪物事変16巻のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。

京狐の持つ結石を求めて京都へ来た夏羽達一行。

そこで手掛かりを求めてツナマヨを訪ねると、なんと彼は怪物専門の公安チーム”ゲンジ”だった。

そしてゲンジのリーダーは極端な獣嫌いの源頼電。

それは隠神の過去にも関係しているようで・・・！？

そしてゲンジは京狐探索任務をするにあたって夏羽達に条件を提示するのだった・・・。

続きはネタバレになります。ご注意ください！

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怪物事変15巻のあらすじ

激闘の末に赤城が死に、花楓が捕まったところで、屋島での戦いは終わった・・・。

野火丸は赤城の亡骸を持ち帰りたいと太郎太に言うも却下され、赤城と花楓については伊予姫に全て委ねると言うのであった。

そして、屋島での戦いの後、負傷によって倒れていた三代目太三郎狸が亡くなる。そして伊予姫が四代目太三郎となるのであった。

混乱の中、野火丸は赤城の亡骸を回収して屋島から抜け出し、残った花楓の処遇を決められない伊予姫は、皆に投票を募るのであった。

大半が「討つ（死刑）」という投票の中、夏羽は反対。

執行猶予のような形で、夏羽が面倒をみる形となり、結石を求めて、夏羽達一行は次なる目的地の京都に向かうのであった。

京都にて結石の話を聞きにツナマヨに会いに行った一行、実は彼は公安のハッカーだった。

そしてそのチームは怪物の捜査を専門とするチーム”ゲンジ”だった・・・。

怪物事変16巻のネタバレ

公安チーム”ゲンジ”メンバーの卜部に連れられてホテルにやってきた夏羽達一行。

そこで卜部は話始めるのでした・・・。

それは、ゲンジのリーダー源頼電の父親である総理大臣が飯生に操られているということ、そしてその飯生を討伐することこそがゲンジの目的でした。

卜部達と夏羽達の話し合いの中で、飯生を倒す鍵は京狐が鍵握るのではないかと隠神が言うと、卜部たちも京狐の棲家に潜入する作戦を立てており、いっしょに作戦に加わってくれないかと打診されるのでした。

隠神の目的は京狐の結石なので、それを渡してくれるのなら協力できると返しますが、独断では判断できないと卜部は言います。

頼電と隠神

卜部に電話が入り、頼電がホテルの部屋の前にいるとの事でした・・・。

夏羽達と頼電が鉢合わせしないようにしていた卜部だが、頼電と夏羽達が会ったらどうなるかというツナマヨの好奇心による仕業でした。

そして部屋に入ってきた頼電は、卜部とツナマヨの予想とは逆に冷静に夏羽達と挨拶を交わすのでした。そして「隠神鼓八代さん。お会いできて嬉しいです」と隠神と挨拶をした・・・。

「・・・・俺、フルネーム名乗ったか・・・？　」

一瞬、頼電の顔に女性の顔をだぶらせる隠神が言う・・・

「・・・鳴（めい）・・・？」

その瞬間、激昂した頼電が隠神に切りかかるのでした。

「その名を呼ぶな！！！　おまえが！！！」

夏羽が盾になって隠神をかばい、ツナマヨが電撃をあびせて頼電を気絶させて、なんとかその場は収まり、いったん仕切り直しとなるのでした。

そして、頼電を抱えて引き上げる卜部から、鳴は頼電の異母姉であることを聞かされるのでした。

その夜、ホテルの喫煙所にて隠神は卜部から電話を受けます。

内容はゲンジと夏羽達で手合わせを行い、勝ったほうの大将を京狐探索任務のリーダーとし、怪物の結石を獲得する権利を得るものとするという事でした。

ゲンジとの手合わせ開始

大北山演習場にてゲンジと手合わせすることになった夏羽達。

ゲンジのメンバーは頼電、卜部、ツナマヨに、軍医であり頼電の主治医のシン・ウィークライト、そして最近ゲンジに入った坂田鋼太郎。

勝負は一対一の60分勝負で、相手の根付を奪えば勝利というルールです。

しかし、この手合わせの目的である、「任務のリーダー決め」や「結石獲得権」は本当ではあるが、その真の目的は、頼電が一対一で隠神と戦うことだったのです・・・

そして第一試合は紺と卜部の戦いに。

卜部は元陸上自衛隊のレンジャーで”忍者”と呼ばれる有名人でもあった。

過去には素手でグリズリーを撃退したことも。

卜部の気配に、『近づかないほうがいい』と直感で感じる紺だったが、このままでは勝てないと決心して卜部の元に飛び込みます。

しかし紺が近づいた瞬間に対怪物用忌避剤「痒狼丸」を放ち、一瞬で花粉症のひどくなったような症状になってしまいます。

これは人間には無害な薬品だが、狐狸族には、目鼻や喉に刺激をあたえる薬品でした。

あっさりと根付を獲られてしまう紺でした。

「アハハ。もうわかったでしょ？人間相手に本気出したら殺しちゃうとか言ってたけど・・・。　舐めんなよ？オレたち怪物退治のプロだぜ」

ツナマヨの言葉に、難敵の予感が漂う夏羽達でした・・・。

第二試合　昌　ＶＳ　シン

シンからの指名もあり第二試合は昌とシンの対戦に。

昌は初手から六花権現を発動し、それをまともに受けるシンだったのですが・・・。

首が変な方向にまがっているが、なんともない様子のシン。

なぜなら彼は全身改造人間で、ほとんどが人工の身体をプログラムによって動かしており、骨は細かい蛇腹状で壊れにくいようにしているのでした。

昌はさらに全力の攻撃を放つも、仮死状態になることで難なく防ぎ、驚いた昌は気絶し、あっさりとシンが勝利するのでした。

第三試合　シキ　ＶＳ　ツナマヨ

第三試合はシキとツナマヨとなります。

中学時代にツナマヨは頼電との出会い、親友となります。

その後、彼の紹介でゲンジへと加入します。そしてミハイの本を見つけたことで、怪物をさらに調べるようになり、そのうちにツナマヨは怪物たちが好きになっていくのでした。

そして怪物たちにも人間のことを好きにさせてみせる！と思うようになります。

そのためにも自分の力を怪物たちに示そうと戦いに臨みます。

戦闘スタイルとしては自身では直接戦わず、ロボットである「おにぎり丸」を使用しますが、武器であるアタッチメントをツナマヨが交換しながら戦わないといけません。

「おにぎり丸」の凄まじい攻撃力の前に防戦一方のシキ。

なんとか地形を利用しながらと考えるシキに対して、ツナマヨは大規模攻撃を展開するのでした。

そしてその戦闘中にミハイが通信で割り込んできたのです。

ミハイに対して、ツナマヨは自分がシキに勝ったらひとつだけ願いをきいてほしいと言うのです。

ミハイはツナマヨの命を交換条件とするが、それでも構わないと・・・。

それは、ツナマヨがどうしても見つけることができなかった隠神の過去でした。

シキとツナマヨの試合もいよいよ佳境になっていきます！

怪物事変16巻の感想

クセが強いけど憎めない個性豊かなゲンジメンバーが登場して、京都編も盛り上がってきましたね！

ゲンジメンバーの過去にもしっかりふれて、物語が描かれているので、ひとりひとりがしっかりキャラ立ちしてますね！

それぞれが事情があって、ゲンジに参加しているみたいですね。

特にツナマヨについては・・・これは更にファンが増えるなと思いましたね！

気になる方は是非読んでみてください！

次回はいよいよ隠神VS頼電！？隠神の過去も明らかになるのでしょうか？

今後の展開にますます目が離せませんね!!

怪物事変16巻のネタバレと感想！京都編～ゲンジとの接触&交流試合開始！

怪物事変15巻のあらすじ