フラジャイル19巻ネタバレと感想!医療紛争編終幕!岸の医師廃業は撤回なるのか!?

フラジャイル19巻についてネタバレと感想をまとめてみました！

岸先生が医師廃業となってしまうのか？！

ドキドキの19巻です。

徐々に真実に近づいていく岸と千石。

壮望会についている宇津木という弁護士に接触する二人ですが…？

更に調べを進めるうちに、申立人と宇津木との闇深い関係が発覚し…!?

続きは「フラジャイル」19巻のネタバレも含まれますのでご注意ください。

ネタバレだけでは物足りない！

その気持ちめちゃくちゃ分かります。

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フラジャイル18巻までの簡単なあらすじです。

壮望会に医療事故による申し立てが入ります。

なんとその要求には、岸の医師廃業というのがあり…!?

事の真相を知る為、岸は千石という弁護士と契約を結びますが…？

フラジャイル19巻のネタバレ

医師のエゴ？

遺族の申立書のコピーには、「三雲凛」という名前が。

恐らく患者の娘だろうと思う岸と千石、弁護士は「久坂部純」となっています。

久坂部という弁護士がどうして医師廃業という無理筋の依頼を受けたのか不思議に思う千石。

そんな時、二人の元に窪田がやってきます。

窪田が言うには、今の壮望会には宇津木という保険会社の弁護士がついているとのこと。

3時間後に病院長、宇津木、そして三雲凛が会合をするというのです。

そこで会合が開かれる喫茶店に向かう岸と千石。

しかしそこに宇津木がやってきて「三雲は来ない」と言い放ちます、窪田はハメられた形に。

宇津木は、岸と千石の交渉には応じない事、また三雲も3年前のことを知りたがっていないことを告げます。

真実をすれば納得すると言うのは、医者のエゴであると。

更に賠償金を増やすことで廃業は取り消しになるそう。

後は遺族と病院との問題になります。

そんなに金を払いたいのかと嫌悪感を隠せない表情の岸、弁護士と言う生き物が嫌いだと吐き捨てて去って行きました。

それを追いかける千石ですが、先ほどの発言の弁護士の中に自分も含まれていることに気付いて口論になります。

廃業の恐れは無くなりましたが、料金分は働いてもらうと岸、久坂部経由でなければ掴めない三雲凛に関することです。

嵌められた

菊池の看護士を勤めていた神本まゆに会いに壮望会に行く岸と千石。

三雲と菊池は仲の良い親子で、また菊池が緩和ケアに行く前、不信感を感じさせる口調で岸の事について訊ねていたと言う神本。

三雲は何かしらの理由で岸に報復することを強く望んでおり、その依頼を受けたのは金目当ての久坂部だけだったのではないかと千石。

三雲の要求も岸の要求も通らず、金だけ動いて終わるのではないかと結論付けます。

そこへ窪田と宮崎が。

賠償金1億5千万で合意したとの事。

そのことを聞き、岸と三雲を対面させることなく、責任の所在が曖昧なままにして大金を取るつもりだと確信する千石。

久坂部と宇津木はグルで5千万を奪うのだと…。

すぐに病院長の元へ行く二人ですが、病院長は宇津木の元へ足を運んでいました。

宇津木との会談で、5千万に関しては病院側の負担で受け入れると病院長。

更に、病院長がこの件を早く終わらせたいのは新しい申し立てがあるからだとポロリ。

若手エリートがくも膜下出血の見落としで後遺障害が残ってしまったのだと病院長、宇津木は最高で4億程度の賠償金が発生する可能性があると言います。

申立人と患者の関係は妻で、名前は「宮崎智尋」と病院長。

信用すべき相手

そんな会合の30分前。

病院長がいざ会合に臨もうとしたとき千石、そして岸がやってきます。

病院長を公園に連れて行った二人は宇津木の本性について話しました。

驚きを隠せない病院長ですが、お金を払わなくていいのなら勿論…という態度。

宇津木が本当に信用に値する人間なのか確認すればいいと千石。

そして現在、宇津木の本性について確信した病院長。

「宮崎智尋」というのは岸の後輩の宮崎先生のこと、会合の後宮崎の電話に久坂部から電話が。

自分には荷が重いと思った宮崎は一度は断ろうとしますが、しかし大して心は込められていませんが岸に頭を下げられ、「頼られている」と感じ協力することに。

病院長から三雲との面会の機会を貰えることにもなった岸。

千石は「三雲のことも岸のことも守る」と、久坂部の元へ行き三雲の代理人を降りるように言います。

利益と、依頼人の目的さえ達成できればいいと言い放つ久坂部に、久坂部の考え方が間違っていると分からせるまで追いかけると千石。

どこか得体の知れない千石に、若干恐怖心を抱く久坂部。

千石は、久坂部すら救うと宣言しました。

納得

三雲との面会の日がやってきます。

久坂部から病院側はミスを認めたと聞いていると三雲、それに対し病院側は、三雲が治療の経緯説明を拒否しているのだと伝えられているのだと言います。

驚きを隠せない表情の三雲、岸の医師廃業も知らない話だったようです。

岸は、まず三雲が病院側のミスを考えた理由について訊ねます。

三雲は、歩いていた医師が「病理部の岸の診断が遅れた」と話しているのを聞いて、不安になったからだと言いました。

三雲の準備が整えば話したいと言う岸に、口を閉ざす三雲。

当時三雲を支えられなかったことを悔やんでいた神本は、すぐに答えを出す必要はないとフォロー。

別の病院に行き岸の判断を客観的に評価してもらうと、岸の診断はとても正確で、簡単にできる物ではないと言われます。

父親の死からずっと抱えてきた後悔を久坂部に付け込まれてしまっていた三雲。

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医療ミスが無かったことを確信した三雲はどこか安堵の表情。

神本は、自分が支えられなかったばかりに三雲を苦しめたと、それこそが医療ミスだと懺悔。

その言葉を聞き、三雲は申し立ての取り下げを決めたのでした。

フラジャイル19巻の感想

いやー、岸先生の廃業もそうですが、三雲さんも知りたいことが知れて良かったです…

悪い弁護士に悪用されることが無くて良かった。

取り敢えず医療紛争編の決着はつきましたが、千石先生はなかなか良いキャラなのでまた顔を出してほしいですね。

流石に準レギュラーは厳しいかもしれませんが…。

さて、漸く父の死に区切りが付けられた三雲さんは何を思うのか？

気になると言う方は是非フラジャイル19巻を手に取って確かめてみて下さいね！

フラジャイル19巻ネタバレと感想!医療紛争編終幕!岸の医師廃業は撤回なるのか!?