『good!アフタヌーン』で連載されていた「甘々と稲妻」第1巻のあらすじと考察です。
シングルファーザーになってしまった、《犬塚公平》とその娘《つむぎ》。
仕事と家事に追われる毎日で食事がおろそかになっていました。
家庭での食卓を描いたハートフルファミリーストーリー♪
どんな美味しいネタバレになっているか、続きにご注意ください!
甘々と稲妻のあらすじ
半年前に奥さんを失くした犬塚公平、幼稚園の娘つむぎと2人住まい。
学校教師として忙しく働きながら生活しています。
掃除や洗濯といった家事から日々の仕事に追われて、食事は一緒にはあまり食べられず。
さらに犬塚先生は料理が作れないので、コンビニやお惣菜生活。
ある日たまたまやっていたCMを見たつむぎが一言
『これ、お母さんに作ってってお手紙して。』
と言ったのをキッカケに小料理屋へとつむぎを連れて行く。
ココは、以前娘と2人訪れたお花見に行った時に会った、ジャージ姿の半泣き女子高生に貰った名刺に書かれた場所。
実際に行ってみると、店主はおらず代わりにこの間の女子高校生が1人…。
お腹を空かせている娘の為、美味しい他のご飯屋さんを探そうとします。
しかし『ライバル店を紹介なんて出来ない!』と女子高生より土鍋ご飯を提案されます。
料理が出来なそうな女子高生に不安を抱えつつも待ってみることに。
久々に娘と一緒に食べ娘の美味しそうに食べ、またお父さんと一緒に食べられたと喜ぶ顔を見た犬塚先生は娘の為料理をする事を決心するのです!
しかもこの女子校生、実は犬塚先生の学校の生徒であり犬塚先生が副担任をしている子w
高校教師犬塚先生と娘つむぎちゃん、そして女子高生ことりが料理を通して成長していく物語なんです☆
甘々と稲妻第1巻の考察!ネタバレ有り
家族の暖かな描写、食欲をそそられる料理がとても美味しそうで素敵でした。
また、読んだ人が同じ料理を作られるようレシピが載っているのが、作中と同じ味を体験でき親近感が湧くなと感じました。
作り方もとても丁寧に載っているので何品か実際に作りましたが、私は作って失敗する事は無かったです。
また別の家庭の味というのも楽しめ新鮮でした。
料理に関しては何も出来ない犬塚先生と包丁にトラウマがあり使えないことりがお互いの長所を生かしつつ悪戦苦闘しながらも頑張る姿。
これを見ると自分には出来ないやと思ってやる前から諦めていたことに、もう一度挑戦してみようという気持ちにさせられました。
また、料理漫画なだけあって自炊は苦手や全くしない人にも、2人の頑張りをみて料理ちょっとやってみようかなと思わせる作品です。
1巻での料理で特に食欲をそそられるのが、生煮えが怖くても心配せず作れる煮込みハンバーグ!
このハンバーグを作る時のお話しは、つむぎがお父さんの誕生日プレゼントのため、幼稚園で粘土でハンバーグプレートを作ろうとします。
しかし自分の持っている粘土では足らず、お友達がもう使わないからとくれた粘土でプレゼントを作りました。
でもそれを男の子にドロボーだと言われ、ケンカになってしまいます。
今まで良い子にしていた為ケンカなどしたことないつむぎ。
素直に謝れず、せっかくことりちゃん家の料理屋に来ても気分が晴れません。
そんなつむぎの為に楽しみにしていたハンバーグを作ろうと作業開始。
しかし今日はお手伝いしない、と意外に重症なつむぎちゃん…。
悪いことをしたのかもと、言いにくい気持ちをやっとお父さんに言えたつむぎ。
『つむぎは悪い子じゃないよ。父さん、つむぎがどんな子でも大好きだよ。』
と伝えていた所に親子の愛情を特に感じました。
その後元気を取り戻しお手伝いも楽しく出来、食べたがっていたハンバーグが食べられます!
幸せな娘と大好きな娘から誕生日を貰えて、嬉しさいっぱいのお父さんが凄く微笑ましい回となっていました。
見所はまだまだ有りますが、家族愛に飢えてる人・ほのぼの系の漫画が好きな人・自炊を頑張りたい!等と思っている人に是非読んでほしい漫画となっております。
ほのぼの系は普段見ないという人にも、試しに読んでみてほしい作品です。
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