林檎と蜂蜜walk 第14巻のネタバレと感想！最新刊を無料で読む方法

『Cookie』連載中の『林檎と林檎walk』14巻が2019/5/24に発売です！

会社の廃業により傷心した歩は、カウンセリングだったり、語学スクールへの入学だったりと心のケアを始めます。

そんな歩を支え、大西も弁護士として復帰しますが、二人に新たな試練が訪れます。

試練に心を痛める歩でしたが、大西の励ましを受け、心新たに前へ向かって生きていくことを決意するのでした。

さっそく『林檎と林檎walk』14巻のネタバレと感想をまとめました♪

林檎と蜂蜜walkの前巻までのあらすじ

日本とニューヨークでの遠距離恋愛ならぬ遠距離新婚生活をする歩と大西。

そんな日常のなか、顧客データの流出という大きな事件が、歩の会社で起きてしまいます。

それは積み重ねてきた会社の信頼を失うこととなり、廃業せざるをえなくなった歩は傷心し、大西のいるニューヨークへと旅立ったのでした。

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林檎と蜂蜜walk 14巻のネタバレ

ニューヨークでの生活を始めた歩の体調はよくならず、心療内科に通うことに。

それは、診療中に日本の話題が出るだけでも気分が悪くなってしまうほど深刻なものでした。

法律の無料相談を職場で行うことになった大西は、家でもパソコンを前にし、仕事のことを考えていました。

そんな大西に、自身の体調の心配し、不調を抱えた状態で茶席で行う着付けができるかどうか不安を吐露する歩。

しかし、そんな彼女の心配をよそに素っ気ない態度をとる大西に、歩は怒りを爆発させてしまいます。

トイレに立てこもる歩をなんとかドアの外へ引っ張り出した大西は、自分の態度を謝罪し、歩の機嫌を直すことに成功したのでした。

それから何日か経って、サプライズでニューヨークの家に歩の両親が訪れます。

味覚がなくなっていることを心配させたくないという理由から、歩と両親との会話は弾みません。

ですが、娘の不調を両親は大西から聞き、知っていました。

着付けの手伝いをする茶席が開催される週末がやってきました。

体調などの不調から、着付けができるか不安を胸に当日を迎えた歩ですが、一心不乱に対峙することにより役目を完遂。

やり遂げた達成感を胸に、当の歩だけでなく大西も歓喜に心が躍るのでした。

それから数日。

体調不良を起こさず、穏やかに生活をすることができている歩。

来米中だった両親が帰国し、見送る歩には寂しさがこみ上げてきました。

一方大西は、仕事で終わった案件「ケネス裁判」の話題を再び持ち出され、ため息をこぼし、表情を曇らせていました。

家でネットニュースを眺めていた歩は、現在の居場所など自身の話題が取り上げられたことが辛く、それにより体調を崩してしまいます。

そんな歩をみた大西はとある番号へ電話します。

その先から一方的に聞こえた声は、いつもの軽いノリの声の主は千住CEOでした。

彼をはじめ、歩のことを心配し、気にかけている人もいるのだと大西は伝えたかったのでしょう。

大西の気遣いや千住の声から力を貰い、再び前を向く歩。

いつもは送ってもらっていた心療内科へ一人で行き、カウンセリングを受けて帰宅した歩は、それまで服用していたピルを止めることを大西に相談するのでした。

ニューヨークで暮らすことを決めた歩は、来米してから深く持たずにいた隣人・アルベルト夫妻との交流をキッカケに、語学スクールにも通うことを決めました。

語学スクールでのグチは次々に出てくるが、大西のフォローを受けながら気合を入れ直し、勉学にいそしむ歩。

それはニューヨークで人と交流し、生きてこうと決めた歩の気持ちの表れでした。

翌日、大西は会社にてまたしても「渡辺歩」というパラリーガルの年下女性と出会ってしまいます。

生まれも育ちもニューヨーク、コロンビア大のロースクールへ通う才能ある彼女は、大西の元その才能をいかんなく発揮し、彼の信頼を得るようになります。

帰宅した大西は歩に新しい「渡辺歩」との出会い、同じ名を持ってもそれぞれ違う人生を歩んでいるのだと、目の前にいる「渡辺歩」とのこれからの未来を語りあいます。

ニューヨークで子を生し育てていく、歩はその決意をしたのです。

それは大西も同じです。

その時間は歩にとってとても幸せな時間でした。

そんなひとときを過ごしていた二人ですが、大西が手にしたカップケーキの一欠けらを食べた歩は、あまりの甘さに思わず感想を口にしてしまいます。

「甘い」

歩に味覚が戻ったのです。

歩の体調もよくなり、新たな命の誕生に思いを馳せる二人の前には、静かに試練が横たわっていました。

ニューヨークにきて二ヵ月。

子供を授かろうという気持ちの変化から、産婦人科の検査予約もすれば、食事にも興味を抱く二人。

大西と一緒に新たな目標に向かっていくことに、歩は前向きだったのです。

ですが、産婦人科での検査結果は厳しいものでした。

着床しづらい体質の可能性があり、子供ができにくいかもしれないというのです。

大西は「たいしたことない」と言いますが、想像していた結果とかけ離れていることにショックを受ける歩。

仕事へと向かった大西は新たに出会った「渡辺歩」ことナベさんと不当解雇の件の調査を始めますが、ケネス事件の件もあり、スムーズに進みません。

「ケネス事件の弁護士・大西」ということは広く知れ渡っているようでした。

そんな大西の元へ、敢えて自ら飛び込んできたのだと言うナベさんの頼もしさに微笑んだ大西に、歩が語学スクールを無断欠席しているという連絡が入ります。

家で一人思いつめていた歩を、気分転換にと大西が連れ出しました。

その先で歩が目にしたのは、なんとヘリコプター！

大西が友人と共同購入したというヘリに乗り、彼の操縦で空へと昇れば、眼下にはいつもとは違う景色が広がります。

「見方を変えれば、いろんなものが見えてくる」

明かりの灯る窓の数だけ人の生活、人生があり、それぞれ色々あって人生トントンになるようにできている。

「そんな街で一緒に生きている」という大西を改めてかっこいいと思った歩は、気持ちを新たにするのでした。

発売したてのクッキー11月号、宮川匡代先生｢林檎と蜂蜜walk｣！　どんなに好きな人でもそれはちょっと…っていう部分はあるはず。でも、それを言う前に一旦のみ込むことも大事。次はどんな面を見せてくれるんだろうって楽しみにするくらいの気持ちで構えてみては？と提案された歩だけど！？ pic.twitter.com/Slv8RiPUtO

— クッキー編集部（集英社） (@cookieshueisha) 2016年9月29日