恋は続くよどこまでも34話(漫画)のネタバレと感想!プチコミック1月号

「恋は続くよどこまでも」第34話はプチコミック1月号に掲載されています。

円城寺マキ先生の人気連載!

犬猿の仲から始まった二人の関係はどんどん変化して、今や大切な人生のパートナー。

しかし、ずっと前から決まっていた天堂先生の留学は刻一刻と迫ってきていて…

続きはネタバレです、ご注意を!

恋は続くよどこまでも 第34話のネタバレ

天堂先生の留学の準備と部屋の片づけなどに追われていた二人。

おかげで七瀬ちゃんはお正月にも帰省する暇がとれませんでした。

そんな妹を心配した兄が突如マンションまでやってきたのです。

 

その登場シーンがなかなかセンセーショナル。

をを、兄バカってスマホ折ってしまうくらいの勢いで妹と一緒にいる男に怒るのね…

 

とりあえず喫茶店に入る三人ですが、兄バカの罵詈雑言たるやまぁすごい。

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…お兄さん、よく次々思いつきますね、そんな下品な言い方…と思わず感心するオバチャン読者。「タダれたこと」って何なんだろう(笑)。

事情を説明する七瀬ちゃんとお兄さんの言い争いを聞きながら、どんどん青ざめてゆく天堂先生。

そしてついには落ち込んでしまい、七瀬ちゃんはさらにヒートアップしてお兄さんを怒鳴りつけます。

 

そんなお兄さんも一応ちゃんと社会人。

なんと今から実家に来いと言い出します。

そして二人は七瀬ちゃんの実家へ。

 

妙なことになって、と謝る七瀬ちゃんと、「や…ただその土産も用意できなかったのが…」と言う先生の温度差がおもしろい(笑)。

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大丈夫ですよ天堂先生、うちの夫なんて実家に挨拶に来るのに手土産なんて発想そのものがなくて、姉に「手土産なかったね」と言われましたけど円満に結婚しましたから(笑)。

七瀬ちゃんが何を言われても全部反論してみせると息巻いているのを見て、七瀬ちゃんが天堂先生の実家に行った時に七瀬ちゃんを守らなかった自分を反省する天堂先生。

 

それでも、七瀬ちゃんが天堂先生のお父様と仲良くなったように、自分もそうしてみせると言う天堂先生と、それに笑顔で返す七瀬ちゃんのコマがまぁ、なんとも素敵です。

 

しかし、玄関入ってみたら七瀬ちゃんのご両親は大歓迎ムード。

「おせちの残り物しかないんだけどまぁゆっくりしていってください」と笑顔で言うお二人。

なんとも素敵なご夫婦です。

 

天堂先生の顔をじっと見て、「イケメンよイケメン いやーん七瀬と入れ替わりたい」と喜ぶお母さんがカワイイ…。

 

そして「ははは問題発言だよ母さん」と笑顔でいさめるお父さんが素敵過ぎる…。

 

そこに兄から、留学に行くのに七瀬ちゃんを待たせておくとかひどい男だとかなんとかいう攻撃が始まりますが、お母さんがあっさり「考えすぎよお兄ちゃん」の一言で兄を黙らせてしまうのがまた素敵。

 

お母さん曰く、つき合ってる人の親に会うのって結構面倒なものなのに忙しい時期に来てくれたじゃないかと。

〝逃げられなかっただけなんですがそれは″と思う七瀬ちゃんと天堂先生のシンクロもおもしろい。

 

天堂先生は、本当なら結婚してから留学すべきだったのかもしれないと思うこともある、と正直に話し始めます。

でもそれをしない理由や、留学してどうしたいのかについてもちゃんと語るその表情の切ないこと!

 

ちゃんと七瀬ちゃんのことを考えて、でもけじめをつけようとする天堂先生は強いなぁと読者感無量です。

 

七瀬ちゃんも自分がいかに大切にされているか実感して泣きだしてしまい、兄は怒るわ先生はビビるわのコマがまたおもしろかったんですが、円城寺先生のこういうところ、ほんとにすごいなぁって思います。

 

それぞれのキャラクターの心情を、漏らさず表現して読者にも同じ気持ちにさせてしまう。

今回もやられました。

 

 

そして帰り道、二人は職場の新年会に行くメンバーに遭遇して、誘われます。

職場の皆さんと楽しく呑んでいる七瀬ちゃんを見ながら、七瀬ちゃんの上司に七瀬ちゃんのことを「よろしくお願いします」と頼む先生。

 

すると、魔王と言われていた先生がそんな謙虚な態度を見せたことに感動して泣いてしまうメンバーも。

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…どれだけヒドイ人だったんだよ、天堂先生…!(読者心の叫び)

そうして、七瀬ちゃんの心配ばかりして、別れに際しても注意ばっかり言ってしまう先生を見送る七瀬ちゃんは、笑顔です。

笑顔で見送ると決めてきたそう。

 

 

そして注意が多すぎると笑う七瀬ちゃんに、「わかれよ 他に言えないんだ」と額をぶつける先生のコマが!素敵過ぎる!!!!(読者再び叫ぶ)

恋は続くよどこまでもの感想

かくして天堂先生は旅立ち、次号が最終回となります。

ラストどうなるのかなぁと今から楽しみなのと、激しく途中から読み始めたので今一つ感動が薄いので、それまでに全部読んで復習しておこうと思っています。

 

でも、そんな中途半端なところから読み始めてもすぐに読者をぐいぐいその世界に引き込んでしまう円城寺先生の実力のスゴイことよ…。

 

大事なことなのでもう一度言いますが、次回が最終回です!

お正月明けが楽しみ♪